ガイアホールディングス、第1四半期はAndroid向け製品伸び黒字転換を達成

ガイアホールディングス(旧アプリックス)<3727>は、本日(8月11日)、第2四半期累計(1月~6月期)の連結業績は、売上高44億9200万円(前年同期比0.3%増)、営業利益4500万円(前年同期5400万円の赤字)、経常利益2200万円(同6100万円の赤字)、四半期純損益1億6000万円の赤字(同1億7100万円の黒字)だった。     売上高がほぼ横ばいだったのに対し、売上原価が5%伸びたことで売上総利益は前年同期比でマイナスとなった。しかし、販売管理費を2億3200万円(11.9%減)削減することに成功し、営業利益、経常利益は黒字転換に成功している。純損益が赤字転落となったが、これについては、前年同期にあった負ののれん発生益が今期は計上されなかったため。 セグメント別の概況は以下のとおり。 ■ソフトウェア基盤技術事業は、売上高16億9500万円(前年同期20億5200万円)、営業損益6400万円の赤字(同1億5500万円の赤字)だった。利益率の高いAndroid向け「emblend」が順調に出荷数を伸ばした。 ■コンテンツ・サービス等事業(主にジー・モード)は、売上高27億9600万円(前年同期24億2600万円)、営業利益1億0900万円(同1億0200万円)だった。売上原価が伸びたものの、公式コンテンツやソーシャルゲームの業務効率化が奏功した。 2011年12月期は、売上高108億8500万円(前期比15.2%増)、営業利益4億1300万円(同95.7%増)、経常利益3億8000万円(同133.1%増)、当期純利益5900万円(同82.3%減)を見込む。