【PSVR】Winking Entertainment、『The Walker』を国内でリリース 上海を舞台にした退魔STG


Winking Entertainmentは、7月5日、360°全方位クリーチャー退治体験VRアクションシューティングゲーム『行者(The Walker)』を日本国内、および、全世界向けに配信を開始した。国内で価格は2700円となる。

同タイトルは、ソニーの「チャイナヒーロープロジェクト」の選出となったPS VRゲームとなる。360°全方位でクリーチャー退治体験のできるVRアクションシューティングゲームで、中国の伝統的な呪文とゴーストハンティングのカルチャーを融合させ、上海の路地の雰囲気をリアルに再現した。
 



さらに現代の地下鉄のシーンと融合することにより従来のようなヒーローがクリーチャーを退治するありきたりな雰囲気には無い、時空を超えたコントラストの美しさを表現したという。
 

プレイヤーはゲーム中暗黒に身を隠す祓魔術師に扮し、様々な呪文と武器を駆使して四方八方から来る敵とバトルを繰り広げる。

戦闘では、プレイヤーに各種武器と中国古来の呪術を与え能力をアップしたり、氷、雷の2種類の呪文の中からバトル環境に有利な呪文を選んで敵を攻撃することもできる。またゲーム中、クリーチャーは360°全方位から襲ってくる。5つのステージと3つの難易度と無双モードを実装しており、長く遊べそうだ。

なお、Winking Entertainmentによると、VRホラーゲームが成功するか失敗するかはほとんどがゲームの雰囲気を作れるかにかかっているという。

「The Walker」開発チームは音響効果において多くの工夫を重ねたとのこと。例えばクリーチャーたちが現れる時の足音、街灯が点滅するジジジ…という音、女クリーチャーの甲高い笑い声など、あらゆるシーンの音響効果を用いてプレイヤーがリアルにクリーチャーに囲まれて流血バトルを繰り広げている感覚にしている。

またゲームの最大のハイライトは、何といってもクリーチャー退治ミッションラストの最強ビースト型ボスとのバトルを挙げている。身長約6,7メートル、口いっぱいのとがった牙を持つ巨大な半獣人はプレイヤーにとってクリーチャー退治のステージの最後の難関になる。
 



 
本作は中国の伝統的祓魔術師方相氏をゲームの全編に用いているが、それは中国の伝統的要素を強調しているだけでなく、伝統が絶え間なく変化する美しさも体現している。ステージが始まるとすぐ、シーンは上海によくある風景の路地(弄堂)スタイルになり、その後現代都市によくある地下鉄の駅へと一転する。
 

片手にリボルバー、もう片手に青銅の剣を持った装備は最後にはプレイヤーのクリーチャー退治のスキルアップによって自動サブマシンガンからさらに上位の武器にアップグレードとなる。ゲームクリアした後にも無制限の無双ステージが設定され、クリーチャー退治をこよなく愛するプレイヤーが存分に「The Walker」がもたらすクリーチャー退治体験を楽しめるようになっている。
 

「The Walker」はハンドル操作とPS Moveによる操作をサポートしている。
 

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