REALITY、2024年6月期決算は売上高64億円、経常利益11億円、最終利益8億円　国内最大級の"人がいるメタバース"を運営

グリー<3632>子会社のREALITYの2024年6月期の決算は、売上高64億7900万円、経常利益11億3300万円、最終利益8億6300万円だった。これまで単月や四半期ベースで黒字化したとのアナウンスがあったが、グリーの連結業績にも影響を与える規模に育ってきたようだ。ただ先行投資をしてきたこともあって、18億円の債務超過となっているが、収益化フェーズに移行したことで解消もそう遠くはなさそうだ。

・売上高:64億7900万円
・経常利益:11億3300万円
・最終利益:8億6300万円

同社は、国内最大級の"人がいるメタバース"「REALITY」の開発・運営を行っている。親会社のグリーによると、コンテンツと機能拡充を進めるとともに、グローバル展開を進めてきたという。さらに費用効率化による収益構造の改善にも取り組んだ結果、プラットフォーム事業は通期黒字化を達成した、としている。

 ▲最後はReality Studiosの展開するVtuber事業。こちらは投資先行の状況にあることがわかる。