8月12日付の日本経済新聞朝刊は、デジタルガレージ<4819>が11日に発表した2011年6月期連結決算は、売上高110億円(前期比33%増)、経常損益9億7200万円の黒字(前の期は4億5700万円の赤字)、最終損益9億0100万円の黒字(前の期は22億円の赤字)だったと報じている。
報道によれば、化粧品などのネット広告の販売や、ゲームサイトなどに有料提供する決済サービスが好調だったことに加え、ベンチャー投資子会社による保有株売却が寄与したとのこと。持ち分法適用会社であるカカクコムの業績拡大も利益を押し上げた模様。
2012年6月期もネット広告の販売増や投資先の株式売却を見込む。連結業績は、売上高138億円(前期比25%増)、経常利益25億円(同2.5倍)、純利益21億円(同2.3倍)を計画。