SAOへの第一歩 荒野行動のNetEaseがオープンワールドVR MMO「Nostos」を2019年にリリースへ…SpatialOSで世界構築も


NetEaseは、Gamescom 2018でVRゲーム「Nostos」のデモ展示を行なった。同タイトルは、マルチプレイに対応したオープンワールドアドベンチャーで、2019年にリリースを予定している。

プレイヤーは、限られた資源を求め広大で荒れ果てた文明の名残がある世界を探索していく。砂漠、草原、山々の向こうにある遺跡など世界は広く、またプレイヤーにとって敵となる生物も存在しているという。動画ではそんな世界の中でプレイヤーが巨大生物と銃や剣で戦っている姿を見られる。
 

また開発には、ImprobableのSpatialOSを使ったシミュレーション技術を利用していることも特徴の1つだ。
 



▲朝と夜




▲春と冬

SpatialOSは、イギリス・ロンドンを拠点とするImprobableが開発している。Improbableは、ゲームなどで利用する3D空間を設計・構築・実行するSpatialOSの開発を行なっており、既に 無料のオープンベータ版の公開も行なっている。UnityやUnrealエンジンとの組み合わせも可能で、より豊かな世界のシミュレーションができるシステムとなる。

*SpatialOSはMMOなどのゲーム開発を主としているが、仮想空間の構築という点で、交通、水道・ガス・電気・下水、インターネットの接続状況を含んだ都市開発のシミュレーション用途への期待もあるようだ。

そんなImprobableに対してNetEaseは約55億円程、ソフトバンクなどは570億円規模の資金を投資している。本タイトルでは同ツールの可能性とNetEaseがこれまで取り組んできたマルチプレイの楽しさも含めた体験できそうだ。


 

 
 

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