Supercell、『クラッシュ・ロワイヤル』でバランス調整実施 マジックアーチャー、ゴブジャイアント、フリーズなどを見直し…タワーダメージは65%減少も
Supercellは、1月7日、『クラッシュ・ロワイヤル』のバランス調整を行うと発表した。今回のバランス調整では、マジックアーチャー、ゴブジャイアント、フリーズを見直したという。
・ヒール：エリクサーコストを3から1に減少、効果時間を2.5秒から2秒に減少、回復量/秒を63%減少
ヒールは、3コストでありながら4コストの呪文に対するカウンターができるため、苛立たしいデッキを作ることができる。大多数のデッキは大きな呪文1つのみを使用しており、小さな呪文を複数使用するデッキは少数となる。1コストに下がったヒールは、ホグライダーやディガー、ゴブリンバレルのサイクルデッキにうってつけ。おそるるなかれ、三銃士などのデッキは、ファイアボール＋ザップには太刀打ちできないだろう。
・マジックアーチャー：一撃目の発動に要する時間を短縮
2ヶ月前に、マジックアーチャーを弱体化しましたが、その効果は私たちの予想を超えたものだった。彼は賢いバトル術をたくさん開拓してくれる、独特で面白いウルトラレア。そこで、彼の一撃目のスピードを(完全にではないものの)ある程度元に戻し、しっかりと戦えるようにする。
・ゴブジャイアント：ヒットポイントを3％増加、槍ゴブリンの射程を拡大
ゴブジャイアントは、使用時の勝率こそ最低クラスですが、使う楽しさは最高クラスです。彼のヒットポイントを増加することで、もう少し生き残れるようにしつつ、さらに彼の槍ゴブリンたちがほんのちょっと遠くまで槍を投げられるようにした。ゴブジャイアントに背負われている間、槍ゴブリンたちはより見晴らしの利く地点から、より長距離の槍投げを見せてくれる。
・ゴーレム：小型ゴーレムの死亡時ダメージによるノックバックの減少
小型ゴーレムたちは、彼らの大きなパパゴーレムよりも、全体的に劣る。しかし、死亡時ダメージによるノックバックだけは両者とも同じ性能で、小さな小さな小型ゴーレムが自分より大きなユニットたちを数マス遠くまで突き飛ばす、という奇妙な状況が発生していた。直感的に納得できるように、そして小型ゴーレムの防衛がより容易にできるように、ノックバックを半減する。
・フリーズ：タワーダメージを65%減少
先月の再調整後から、フリーズはクラウンタワーにダメージを全量与えていた。これではダメージを与える他の呪文と相違するので、他の呪文と同様、タワーダメージを65%減少した。
・スパーキー：射程を4.5から4.75に変更
この電気のかわい子ちゃんには、少しだけ強化が必要だった。人気であり続けているエレクトロウィザードの射程内で、この子は停止させられてしまう。射程を若干伸ばすことで、エレクトロウィザードを吹き飛ばすことができるようになり、さらに、タワーをほんの少し早くロックオンすることができる。
・攻城バーバリアン：突撃ダメージを11%減少
アリーナを突っ走るこのバーバリアンたちは、勝率の高い様々なデッキにとって、重要な一員となっていた。三銃士デッキからP.E.K.K.Aデッキ、バーバリアンの小屋デッキに至るまで、攻城バーバリアンは他を凌ぐ攻撃役として、そしてピンチの時には盾役として活躍してきた。私たちは攻城バーバリアンが接触する時の強さをもう少し弱くして、よりホグライダーの攻撃に並ぶ強さにしたいと思う。
・バーバリアンの小屋：ヒットポイントを7%減少
バーバリアンの小屋は何年もの間、変更されずにおり、デッキに採用されたり外されたりしてきている。問題なのは、このカードはデッキに支えられると、到底壊すことのできない防壁と化す、ということ。前月、バーバリアンの小屋は最上位の勝率に達し、これが3度目となった。そこで、ヒットポイントを減らすことにした。
・ローリングバーバリアン：バーバリアンの配置が遅くなります
ローリングバーバリアンは、直近にバーバリアンの配置が早くなる強化が行われた後、使用率と勝率が共に急上昇した。これによってバーバリアンはほぼ瞬時に一撃目を発動できるようになり、カウンターを受けにくい状態になった。今回、この強化を半分戻すことで、許容範囲内の勝率へと調整したいと考えている。
・バルキリー：攻撃速度を1.6から1.5に変更
今月は、以前のバランス調整においてやり過ぎてしまった点は何か、を再検討することに費やされた。今月の最後の変更点は、バルキリーの攻撃速度を少し戻すこと。一時期、バルキリーはとても人気だった。しかし、攻城バーバリアンや三銃士のデッキに囲まれていながら、彼女の勝率は私たちが狙っていた45%をはるかに下回った。本来、彼女はこれらのユニットに対して強いはず。
スパーキーの射程は、当初「4.5から4.75に変更」予定だったが、相互作用にばらつきが見られたため、射程が5へとさらに強化となった。
■『クラッシュ・ロワイヤル』
© 2016 Supercell Oy
