ミラティブは、本日(2月18日)、グローバル展開を本格化するため、ゲームポット創業者で、日本オンラインゲーム協会の共同代表理事を務める植田修平氏(写真右)が同社に新たに参画し、韓国事業の責任者に就任したことを発表した。
ゲーム実況アプリ「Mirrativ」は、以前から韓国語によるサービス提供を開始していたが、ユーザー動向から事業への手応えを得て、このたび本格始動に至った。近日より、韓国語版でもエモモの展開を開始する予定となっている。
今後は日本発のグローバルサービスを目指し、韓国以外での展開も視野に入れ、事業成長を加速させていく方針だ。
<植田修平氏プロフィール>
早稲田大学商学部卒。2001年株式会社ゲームポットを創業。アイテム課金モデルのパイオニアとして「スカッとゴルフ パンヤ」をはじめ数多くのオンラインゲームをプロデュース。2005年には株式上場を果たす。2007年より一般社団法人日本オンラインゲーム協会の共同代表理事(現任)を務める。2013年ゲームポット代表退任後、韓国ライブ配信最大手AfreecaTV日本法人代表就任(2017年退任)。2017年株式会社H2インタラクティブ設立、代表就任(現任)。ゲーム会社などの事業コンサルを手掛ける。2019年2月より株式会社ミラティブに参画。
<植田修平氏コメント>
赤川さんとの出会ってからミラティブのサービスビジョンに対して共感するまで、10分とかかりませんでした。特にサービスの根幹になるコミュニティ形成に関しては泥臭く深くユーザーと向き合ってきた人ならではの考え方で同じ匂いを感じました。熱量の高い優秀なスタッフがうじゃうじゃいて、コミュニティファーストの視点から次々とサービスを作りあげる有機的な組織体であることが、ミラティブの強みであり、今後のゲームカルチャー・ゲームコミュニティ作りに大きなインパクトを与えるものだと確信しています。近年は海外のゲーム勢に勢いを奪われつつある日本市場ですが、 ゲーム実況プラットフォームとして全世界を席巻していきたいですね。
<ミラティブ代表取締役 赤川隼一氏コメント>
自戒も込めてですが、最近、(人に対しての)「マウント」で成り立つようなマネジメントは、オワコンだなと思いながら組織運営をしています。お互いの価値観を尊重し、それぞれの得意領域を掛け合わせていく過程だけが、共に働く仲間もユーザーも惹きつけ続ける時代なのだと信じます。上場企業の創業経営者というキャリアの持ち主でありながら、植田さんにはまったく「マウント」的なところがありません。それは、インターネット上の「コミュニティ」という玉石混交の多様な価値観が集まる場に、運営者として長年まなざしを向けてきた凄みなのかなと思っています。
会社情報
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- ミラティブ