LINEグループ会社の決算 LINE Fukuokaは61%の増益 LINE PayとLINE MUSICは大幅増収も赤字幅拡大、LINEチケットやLVCも投資先行
LINE<3938>のグループ企業は、本日(4月19日)、2018年12月期の決算公告を『官報』に掲載した。
主だったところでは、LINE Fukuokaの最終利益が5億7600万円だったが、LINE MUSICが20億9000万円の最終赤字、LINE Payが54億円の赤字、LINET TICKETが3億7200万円の赤字、LINE証券設立準備会社が3億5200万円の赤字、LVCは26億円の最終赤字となるなど、先行投資や事業開始前の準備企業が軒並み赤字となった。
目先の収益を犠牲にしても、将来の収益源の育成に向けた先行投資あるいは種まきを着々と行っていることが伺える。
LINE Fukuokaは、LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・事業企画などあらゆる業務を行っている。最終利益は5億7600万円だった。前の期の3億5600万円から61%伸びるなど好調に推移したようだ。
LINE MUSICは、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスを提供している。売上高が前の期比80%増の73億6100万円と大きく伸びたものの、営業損益は21億0200万円の赤字(前の期は10億9600万円の赤字)、経常損益は20億9300万円の赤字(同10億9500万円の赤字)、最終損益は20億9400万円の赤字(同10億9600万円の赤字)だった。
LINE Payは、日本国内でのモバイル決済・代行事業を展開している。営業収益は前の期比20.9倍の44億5200万円と急激に拡大した。ただ、利益面は、営業損益が53億3300万円の赤字(前の期27億4100万円の赤字)、経常損益53億6100万円の赤字(同27億3000万円の赤字)、最終損益54億0300万円の赤字(同27億4400万円の赤字)だった。
LINE Digital Frontierは、マンガコンテンツの関連事業を展開している。最終損益は3億9300万円の赤字だった。
LINE Friends Japanは、LINEのキャラクター商品の販売を行っている。最終利益は5900万円だった。
LINEバイトは、インターネットおよびアプリケーションによるアルバイト求人情報の掲載・配信事業および各種情報提供サービスを行っている。300万円の最終赤字だった。
LINE TICKETは、「LINE」プラットフォームを活用した電子チケットサービス「LINEチケット」を展開している。最終損益は3億7200万円の赤字だった。前の期は3700万円の赤字だった。
LINE証券設立準備会社は、LINE Financialと野村ホールディングスの合弁会社。LINEプラットフォーム上で、資産形成層をターゲットとした非対面証券ブローカレッジおよび非対面証券投資コンサルティングサービスの提供を行う。営業開始までは現在の社名とするとのこと。最終損益は3億5200万円の赤字だった。
LINE Growth Technologyは、LINEグループ初の開発専門子会社として2018年6月に設立された。最終損益は3900万円の赤字だった。
Gateboxは、IoTホログラム技術の開発を行っている。最終損益は8億6800万円の赤字だった。
ファイブは、スマートフォン向け動画配信プラットフォームの開発・運営を行っている。最終損益は1億円の赤字だった。
LINE Venturesは、ベンチャーキャピタル。最終利益は400万円だった。
LINE Book Distributionは、講談社・小学館・メディアドゥ・LINEの4社による「LINE マンガ」のグローバル展開を目的とした合弁会社。最終損益は2700万円の赤字だった。
LINE CONOMIは、ブロックチェーンを活用したグルメレビューサイト「Tapas」を展開する会社として設立されたようだ。LINE Tapasという社名だったが、現在の社名に変更されている。
LVCは、LINEの仮想通貨事業、およびブロックチェーン関連事業を展開している。営業収益はなく、営業損益は26億7800万円の赤字、経常損益26億9600万円の赤字、最終損益が26億9700万円の赤字だった。
主だったところでは、LINE Fukuokaの最終利益が5億7600万円だったが、LINE MUSICが20億9000万円の最終赤字、LINE Payが54億円の赤字、LINET TICKETが3億7200万円の赤字、LINE証券設立準備会社が3億5200万円の赤字、LVCは26億円の最終赤字となるなど、先行投資や事業開始前の準備企業が軒並み赤字となった。
目先の収益を犠牲にしても、将来の収益源の育成に向けた先行投資あるいは種まきを着々と行っていることが伺える。
LINE Fukuokaは、LINEおよび関連サービスの開発・クリエイティブ・運営・事業企画などあらゆる業務を行っている。最終利益は5億7600万円だった。前の期の3億5600万円から61%伸びるなど好調に推移したようだ。
LINE MUSICは、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスを提供している。売上高が前の期比80%増の73億6100万円と大きく伸びたものの、営業損益は21億0200万円の赤字(前の期は10億9600万円の赤字)、経常損益は20億9300万円の赤字(同10億9500万円の赤字)、最終損益は20億9400万円の赤字(同10億9600万円の赤字)だった。
LINE Payは、日本国内でのモバイル決済・代行事業を展開している。営業収益は前の期比20.9倍の44億5200万円と急激に拡大した。ただ、利益面は、営業損益が53億3300万円の赤字(前の期27億4100万円の赤字)、経常損益53億6100万円の赤字(同27億3000万円の赤字)、最終損益54億0300万円の赤字(同27億4400万円の赤字)だった。
LINE Digital Frontierは、マンガコンテンツの関連事業を展開している。最終損益は3億9300万円の赤字だった。
LINE Friends Japanは、LINEのキャラクター商品の販売を行っている。最終利益は5900万円だった。
LINEバイトは、インターネットおよびアプリケーションによるアルバイト求人情報の掲載・配信事業および各種情報提供サービスを行っている。300万円の最終赤字だった。
LINE TICKETは、「LINE」プラットフォームを活用した電子チケットサービス「LINEチケット」を展開している。最終損益は3億7200万円の赤字だった。前の期は3700万円の赤字だった。
LINE証券設立準備会社は、LINE Financialと野村ホールディングスの合弁会社。LINEプラットフォーム上で、資産形成層をターゲットとした非対面証券ブローカレッジおよび非対面証券投資コンサルティングサービスの提供を行う。営業開始までは現在の社名とするとのこと。最終損益は3億5200万円の赤字だった。
LINE Growth Technologyは、LINEグループ初の開発専門子会社として2018年6月に設立された。最終損益は3900万円の赤字だった。
Gateboxは、IoTホログラム技術の開発を行っている。最終損益は8億6800万円の赤字だった。
ファイブは、スマートフォン向け動画配信プラットフォームの開発・運営を行っている。最終損益は1億円の赤字だった。
LINE Venturesは、ベンチャーキャピタル。最終利益は400万円だった。
LINE Book Distributionは、講談社・小学館・メディアドゥ・LINEの4社による「LINE マンガ」のグローバル展開を目的とした合弁会社。最終損益は2700万円の赤字だった。
LINE CONOMIは、ブロックチェーンを活用したグルメレビューサイト「Tapas」を展開する会社として設立されたようだ。LINE Tapasという社名だったが、現在の社名に変更されている。
LVCは、LINEの仮想通貨事業、およびブロックチェーン関連事業を展開している。営業収益はなく、営業損益は26億7800万円の赤字、経常損益26億9600万円の赤字、最終損益が26億9700万円の赤字だった。
会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
会社情報
- 会社名
- LINE Fukuoka
会社情報
- 会社名
- LINE MUSIC
会社情報
- 会社名
- LINE TICKET