ケイブ<3760>は、10月10日、マルチチャンネルネットワーク(MCN)ビジネスを行う子会社(名称未定)を2019年11月中に設立し、2019年内にサービスを開始することを発表した。
同社は、2019年5月期まで3期連続の営業赤字を計上しており、業績回復および企業価値の増大を目指すにあたり、「ゲーム領域以外のオンラインエンターテイメント事業の創出」が急務としている。このような状況の中、ゲーム以外のエンターテイメント分野に知見のある秋田英好氏を代表取締役社長CEOに選任することで、より新規事業を創出しやすい環境を整えている。
今回設立を予定している子会社は、MCNビジネスを事業内容とするもの。MCNビジネスは、YouTuberなどの動画配信クリエイターやクリエイタープロダクションが配信媒体を利用して消費者や企業から収入を得るビジネスモデルとなっている。クリエイターによるインターネットを通じた動画配信は、テレビのような放送局、制作会社、出演者、視聴者といった区分を曖昧にする一方で、クリエイターがコンテンツを制作しやすい環境を提供したり、スポンサー企業との橋渡しをしたりする存在が必要となった。子会社はクリエイターをサポートする役割を担うこととなる。
同社は設立以来、主にゲームの領域で事業を展開してきたことから、主にゲーム好きやアイドル好きの客層をターゲットとすることで、MCSビジネスにおいて他社と差別化を図れると考え子会社の設立を決定したという。
なお、設立する子会社は同社の連結子会社に該当することになり、2020年5月期の第2四半期より、同社は従来の単体決算から連結決算に移行する。子会社設立による、2020年5月期の業績に与える影響は軽微な見通しだが、中長期的に同社グループの業績向上に資するものと考えているとしている。
同社は、2019年5月期まで3期連続の営業赤字を計上しており、業績回復および企業価値の増大を目指すにあたり、「ゲーム領域以外のオンラインエンターテイメント事業の創出」が急務としている。このような状況の中、ゲーム以外のエンターテイメント分野に知見のある秋田英好氏を代表取締役社長CEOに選任することで、より新規事業を創出しやすい環境を整えている。
今回設立を予定している子会社は、MCNビジネスを事業内容とするもの。MCNビジネスは、YouTuberなどの動画配信クリエイターやクリエイタープロダクションが配信媒体を利用して消費者や企業から収入を得るビジネスモデルとなっている。クリエイターによるインターネットを通じた動画配信は、テレビのような放送局、制作会社、出演者、視聴者といった区分を曖昧にする一方で、クリエイターがコンテンツを制作しやすい環境を提供したり、スポンサー企業との橋渡しをしたりする存在が必要となった。子会社はクリエイターをサポートする役割を担うこととなる。
同社は設立以来、主にゲームの領域で事業を展開してきたことから、主にゲーム好きやアイドル好きの客層をターゲットとすることで、MCSビジネスにおいて他社と差別化を図れると考え子会社の設立を決定したという。
なお、設立する子会社は同社の連結子会社に該当することになり、2020年5月期の第2四半期より、同社は従来の単体決算から連結決算に移行する。子会社設立による、2020年5月期の業績に与える影響は軽微な見通しだが、中長期的に同社グループの業績向上に資するものと考えているとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760