エムティーアイ<9438>が1月27日に発表した第1四半期（9-12月期）の連結業績は、売上高79億6100万円（前年同期比9.6％増）、経常利益8億9500万円（同126.0％増）、四半期純利益2億7600万円（同14.0％増）だった。 同社では、着うた配信サービスや気象情報、健康情報などの有料課金会員数が前年同期末比で100万人増の962万人に拡大したことに加え、プロモーション基準の厳格化に伴う広告宣伝費の減少により、営業利益、経常利益は大幅な増加となった。
また、純利益については、米国子会社株式の投資有価証券評価損やのれんの減損損失など2億6400万円を特別損失に計上したため、増益幅は14％増にとどまった。
9月通期は、売上高335億円（前期比8.6％増）、経常利益35億6000万円（同13.6％増）、当期純利益221億円（同15.1％増）を見込む。
同社では、健康情報や気象情報などのサイトで、プレミアムサービスの会員数拡大や付加サービスの提供で顧客単価の上昇に努めるほか、スマートフォン向けではサービスラインナップの拡充に努める、とのこと。子会社化したJibe Mobileについては、ソーシャル電話帳アプリ「Jibe」と同社の既存サイトとの連携強化に取り組み、スマートフォンへの新たな入会導線として機能させるように取り組む、としている。
