ユークス、第1四半期は売上高74％減、1億8500万円の営業赤字　21年1月期は下期偏重の計画

ユークス<4334>は、この日(6月12日)、2021年1月期の第1四半期(2～4月)の連結決算を発表し、売上高4億3300万円(前年同期比74.7%減)、営業損益1億8500万円の赤字(前年同期は2億4500万円の黒字)、経常損益2億2300万円の赤字(同4億8100万円の黒字)、最終損益2億3800万円の赤字(同3億2900万円の黒字)となった。

売上が大きく低下するとともに、各利益項目が赤字となった。計画に沿った進捗のようだ。同社の発表した業績予想によると、上期の売上高の予想は11億0900万円で、下期は16億3200万円となっていることからわかるように、下期偏重の計画となっている。





自社コンテンツの「AR performers」では、4月18日・19日に予定していた「アニメ ARP Backstage Pass 後夜祭 “Celebrate Good Time" & REWIND7」の開催が新型コロナウィルス感染拡大に伴い、延期となっている。

また、ゲームソフト分野、パチンコ・パチスロ分野、モバイルコンテンツ分野ともに複数のプロジェクトの開発が進んでいるとのこと。

続く2021年1月通期は、売上高27億4100万円（前期比30.2％減）、営業利益5800万円（前の期は5億2700万円の赤字）、経常利益1億7700万円（同3億4200万円の赤字）、最終利益1億4700万円（同6億4800万円の赤字）を見込む。従来予想からは変更はない。