トーセ<4728>は、この日(7月9日)に開示した第3四半期(19年9月～20年5月)の決算説明資料において、今後発売される次世代家庭用ゲーム機向けのタイトルの開発にも注力する考えを示した。「PlayStation 5」や「Xbox Series X」に対応していくものとみられる。同社が発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比で4.1倍の1億2200万円と大幅な増益を達成した。その要因の一つは、モバイルゲームの開発・運営にかかる売上が好調だったことにある。
ただ、トーセとしては、モバイルゲーム市場のいっそうの成熟化とともに新作のヒットが難しくなるとみているという。そこで相対的にヒットが出しやすくなる、つまり開発案件が増えそうな次世代ゲーム機向けに注力すると判断したようだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂／代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字（2024年8月期）
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728