『FGO』中心に『モンスト』『パズドラ』が激しい首位争い 『プロスピA』は安定したポジションで存在感 App Store売上ランキング振り返り
今回は、2021年初めてのランキングの振り返りということで、1月1日から8日までの動きを振り返っておきたい。この期間、『Fate/Grand Order(FGO)』と『モンスターストライク』『パズル&ドラゴンズ』の3タイトルが首位を獲得した。
特に年始は、『モンスト』と『FGO』が首位攻防を繰り広げた。『モンスト』は新限定キャラ「アルセーヌ」が登場した「超・獣神祭」の開催、『FGO』は新サーヴァントの「★5千子村正」が登場したピックアップ召喚や新年恒例の福袋召喚などを行った。
その後、「〈物語〉シリーズ」との初のコラボの開催した『パズドラ』が1月4日から首位を奪還。「阿良々木暦」や「戦場ヶ原ひたぎ」「神原駿河」「千石撫子」などがコラボガチャに登場していることなどが首位獲得の原動力となったようだ。
これが一巡すると、1月6日から再び『FGO』を奪い返した。復刻イベント「復刻:セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~ ライト版」とともに、「復刻 セイバーウォーズ2ピックアップ召喚」を開催しており、現在まで首位の座をキープしている。
このほか、3タイトルがランキングで一定の上下を行うなか、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』がこの期間中、安定して3位以内の順位をキープし続けたことも注目される。
■1月4日
ミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が首位、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が2位、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が3位という上位隊形となった。
年末年始の期間中には、『モンスト』と『FGO』が首位攻防を繰り広げた形となっており、『モンスト』は新限定キャラ「アルセーヌ」が登場した「超・獣神祭」の開催、『FGO』は新サーヴァントの「★5千子村正」が登場したピックアップ召喚や、新年恒例の福袋召喚の実施がそれぞれ売上に大きく寄与したようだ。
また、前日1月3日の順位から大きく動いたのは、この日17位にランクインしたアカツキ<3932>の『UNI'S ON AIR(ユニゾンエアー)』だ。『ユニゾンエアー』は、1月3日12時より、新春期間限定撮影の第2弾をグループ別で開催しており、モダンな和室で優雅に過ごす振袖姿のメンバーが登場していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、Netmarbleの『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』や、ブシロード<7803>とCraft Eggの『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』などもトップ30に復帰した。
■5日
ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が首位に立った。
『パズドラ』は、1月4日10時より、人気TVアニメ「〈物語〉シリーズ」との初のコラボの開催しており、「阿良々木暦」や「戦場ヶ原ひたぎ」「神原駿河」「千石撫子」などがコラボガチャに登場していることなどが首位獲得の原動力となったようだ。
出所:AppAnnie
また、トップ10圏内では、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』が前日の23位から7位に浮上してきた。『デレステ』は、1月4日15時より、プラチナオーディションガシャ「みんなで迎春 ニゅーいヤー振袖ガシャ」を開始しており、SSレア「[新春旅情]アナスタシア」「[謹賀のお出迎え]道明寺歌鈴」「[甘カワ☆ニゅーいヤー]大槻唯」など4人の期間限定アイドルが登場していることが順位を押し上げたもよう。
ほか、colyの『魔法使いの約束』や、NetEase Gamesの『IdentityⅤ』などがトップ30に復帰した。
■6日
トップ10圏内では、C4gamesの『放置少女~百花繚乱の萌姫たち~』が前日の16位から9位に入ってきた。『放置少女』は、1月5日12時より、「火鳳紅粧」ホウ統が期間限定で登場していることが売上につながっているようだ。
出所:AppAnnie
また、colyの『魔法使いの約束』が前日の23位から11位に上昇し、トップ10に迫った。『まほやく』は、1月7日18時より開始予定のサンリオキャラクターズとのコラボイベント「幸せの鐘に願いを込めて」に先駆けて、1月5日18時より、イベント限定ガチャを開始しており、「アーサー×ポムポムプリン」「オーエン×クロミ」「ミチル×ポチャッコ」「シノ×シナモロール」「オズ×ポムポムプリン」の5枚のコラボカードが登場していることが順位を押し上げたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』と、ビリビリの『ファイナルギア-重装戦姫-』がトップ30に復帰した。
■7日
FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。『FGO』は、1月6日18時より、期間限定「復刻 セイバーウォーズ2ピックアップ召喚」を開始しており、同日より開催の復刻イベント「復刻:セイバーウォーズ2 ~始まりの宇宙へ~ ライト版」に関連する期間限定サーヴァント「★5(SSR)スペース・イシュタル」と「★4(SR)カラミティ・ジェーン」がピックアップ対象として再登場していることが首位回復につながったようだ。
出所:AppAnnie
また、Cygamesの『グランブルーファンタジー』が前日の26位から14位に上昇してきた。『グラブル』は、1月6日19時より、Sレア以上1回確定10連ガチャとSSレア召喚石確定ガチャ、ボーナスアイテム1種類がセットになった「スターレジェンドガチャセット」の提供を開始しており、売上を伸ばしたもよう。
出所:AppAnnie
ほか、Yostarの『アークナイツ』や、ミクシィ<2121>の『共闘ことばRPG コトダマン』などがトップ30に復帰した。
■8日
トップ10圏内では、LINEとNHN PlayArtの『LINE:ディズニー ツムツム』が前日の40位から9位に入ってきた。『ツムツム』は、1月7日より新ペアツムの「シンデレラ&青い鳥」が確率UPで登場していることが売上に貢献しているようだ。
出所:AppAnnie
また、スクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』が前日の16位から11位に上昇し、トップ10に迫った。『星ドラ』は、1月8日0時より、宝箱ふくびき「命竜そうび 日替わりピックアップ 短剣・ころも上」を開催していることが順位上昇につながったもよう。
出所:AppAnnie
ほか、コーエーテクモゲームスの『三國志 覇道』や、YOOZOO GAMESの『成り上がり~華と武の戦国』などがトップ30に復帰した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- FGO PROJECT