富士山マガジン、電子雑誌コンテンツの電子図書館プラットフォーム「LibrariE&TRC-DL」に提供へ TRCとの提携による電子図書館構想の一環で

富士山マガジンサービス<3138>は、6月10日、図書館流通センター(TRC)との業務提携に基づく電子図書館構想への取り組みの一環として、グループが取り扱う電子雑誌コンテンツをTRCが主に公共図書館を中心に提供している電子図書館プラットフォーム「LibrariE&TRC-DL」に提供する新サービスの検討を開始することを発表した。

◆具体的なサービス内容について
・電子雑誌タイトル固定のパッケージ提供、読み放題(100タイトル以上の配信を目指
す)
・図書館内外からの閲覧が可能(最新号は、図書館内のみ閲覧が可能)なサービスの開発
・富士山マガジンサービスが保有する雑誌記事全文検索システム「マガサーチ」を利用した検索機能の提供

◆日程
2021年10月ごろ サービス実証実験の開始
2022年4月ごろ サービス提供開始

なお、これによる2021年12月期の富士山マガジンサービスの連結業績などへの影響は軽微としている。