クルーズ<2138>は、2011年3月期の業績予想を上方修正し、売上高49億円(前回予想43億円)、経常利益10億9000万円(前回予想7億9000万円)、当期純利益6億3000万円(同4億6000万円)としました。今期2度目の上方修正。経常利益は、前期実績(4億4300万円)に比べて2.4倍以上になる見通しです。
同社では、『熱血硬派くにおバトル』をはじめとするソーシャルゲームが計画を上回って好調に推移しているため、としています。第2四半期の決算短信によれば、9月末時点で、『熱血硬派くにおバトル』と、『レースバトルだ!くにおくん』の会員数が合わせて240万人を突破するなど好調のようです。
さらに、同社では、今回の好調な業績について、資本効率の最大化、売上高の最大化、営業利益の最大化を目的に、コンテンツの育成・撤退ルール「4Cプログラム」に取り組んだ成果である、としています。選択と集中戦略と、焦点絞込戦略を行うもので、今後も引き続き強力に推進していくそうです。
なお、第2四半期累計(4-9月期)の業績は、売上高23億1000万円、経常利益4億7000万円、四半期純利益2億6800万円でした。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138