【ゲーム株概況(8/11)】1Q決算が大幅増益で着地のデジタルハーツHDが急騰　colyは上場時の公開価格割れに着目も　日本一ソフトは反落

8月11日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比182.36円高の2万8070.51円と2万8000円台を回復して取引を終えた。インフラ投資法案の可決などで米国市場が上昇したことに加え、国内企業の4～6月決算への評価の動きも買いにつながった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、coly<4175>やモブキャストHD<3664>、ブシロード<7803>が高い。colyは、2月の上場時の公開価格4130円を下回る3000円台まで売り込まれてきたことで値ごろ感を意識する動きも出てきているようだ。

また、任天堂<7974>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株の一角も買われた。

周辺株では、前日8月10日に発表した第1四半期決算が営業利益で前年同期比301.3％増と大幅な増益での着地となったデジタルハーツHD<3676>が商いを伴って一時1800円台まで急騰した。

半面、日本一ソフト<3851>が反落し、KLab<3656>やenish<3667>、ワンダープラネット<4199>なども売られた。

三菱UFFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「アンダーウエート」を据え置いたカプコン<9697>はさえない。