【ゲーム株概況(9/2)】東映アニメとKADOKAWAが高値を更新　10日に決算発表を控えるエイチームはさえない　enishは新作リリースも株価は織り込み済みの動きに

9月2日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比92.49円高の2万8543.51円で取引を終えた。前日の米国市場でナスダック総合株価指数が過去最高値を更新するなど、ハイテク株が買われた流れを受け、国内市場も半導体関連銘柄などの買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>やブシロード<7803>が買われた。また、ネクソン<3659>とコーエーテクモHD<3635>は、前日に続き、中国政府による未成年者へのインターネットゲームの利用規制強化の動きを嫌気した急落からの見直しの動きが進んだ。

ほか、東映アニメ<4816>とKADOKAWA<9468>が高値を更新するなど、有力IPホルダーへの評価の動きも目立った。

半面、直近に材料浮上で動意づいていたDLE<3686>やオルトプラス<3672>、アクセルマーク<3624>などの下げがきつく、7月本決算の発表を今月10日に控えるエイチーム<3662>もさえない。

enish<3667>は、新作『彼女、お借りするヒロインオールスターズ』をリリースしたが、既に織り込み済みとの見方から4日ぶりの反落となった。