サウジ・リサーチ&メディアグループ、小学館、集英社、KADOKAWAとライセンス契約…人気作品を『マンガ・アラビア』にローカライズして掲載

 

サウジアラビアのサウジ・リサーチ&メディアグループ(RMG)は、『マンガ・アラビア』に掲載するコンテンツについて、日本の著名な出版社とライセンス契約を結んだことを発表した。この戦略的パートナーシップにより、SRMGは小学館、集英社、KADOKAWA<9468>との間に公式な流通ルートを確立し、世界的なコンテンツをアレンジまたはローカライズしてアラブの読者へ届ける、としている。

アラブ地域の文化や価値観を反映した高品質なオリジナル公式コンテンツに加えて、 このプロジェクトでは現地のクリエーターをサポートするほか、 アラブおよび世界中の読者が楽しめるよう日本を始めとする他国のコンテンツにもスポットライトが当てられる。

1億8000万人のアラブの人々をターゲットにマンガを読むという娯楽を定着させることを目的とし、 SRMGはマンガ・アラビアに2つのプラットフォームを展開する予定。 10~15歳の子供を対象とした「Manga Arabia Kids」、 そしてもう一方は16歳以上を対象としている。 両プラットフォームともデジタル版と月刊誌として、 無料で読むことができる。

■SRMG CEOのアル・ラーシド・ジュマーナ氏
「この度の画期的なパートナーシップは、 SRMGだけでなく、 サウジアラビアやアラブ地域全体において大きな節目となる出来事です。 アラブ地域で初めて、 現地企業がグローバルなマンガの翻訳著作権を所有し、 現地読者のためにローカライズ、 アレンジ、 翻訳することができるようになりました。 マンガ・アラビアに掲載される革新的なコンテンツは、 我々の文化的および社会的価値観を十分に考慮したダイナミックな物語で、 アラブ地域のエンターテインメントに豊かさをもたらすでしょう」

■マンガ・アラビアの編集長、 ブカーリ・イサム
「日本の大手出版社との戦略的パートナーシップにより、 マンガ・アラビアにおける柔軟性や多様性が大きく躍進し、 アラブ地域の読者が業界最高水準の世界的なマンガコンテンツにアクセスできるようになります。 アラブではマンガ需要が高まる一方で、 その文化的なクリエイティビティを流通させるための公式ルートが不足していました。 そのギャップを埋めるという我々のビジョンが、 今回のライセンス契約締結によって実現しようとしています」

■小学館取締役 林正人氏
「小学館にとってアラビア語圏での翻訳出版・配信は初めての試みとなります。 今回、 SRMG社との素晴らしいパートナーシップによってサウジアラビアを始め多くの方々に小学館の漫画作品を読んでいただけるチャンスを得られたことを嬉しく思います。 お互いの文化の違いを超えて、 今後も漫画を通じてサウジアラビアと日本がより良い友好関係を築いていけることを願っております」

■集英社専務取締役、 茨木政彦氏
「この度は、 『マンガ・アラビア』サービスのローンチを、 心からお祝い申し上げます。 弊社漫画作品2作品についても、 『マンガ・アラビア』での配信が決定しております。 集英社にとってアラビア語版配信は初めての取り組みであり、 サウジアラビアから多くの漫画ファンにアラビア語翻訳版を届けていただくことを嬉しく思っています。 これをスタートとして、 さらに多くの日本の漫画が正規のアラビア語版で楽しむことができる環境になることを願っています。 また、 SRMG社と集英社の取り組みがサウジアラビアと日本の文化交流においても新しい時代を築いてくれることを心より期待しております」

■KADOKAWA執行役員 兼 Chief Publishing Officer、 青柳昌行氏
「『マンガ・アラビア』の刊行、 おめでとうございます! サウジアラビアのみならず、 アラビア語圏での初のコミック誌の誕生という快挙と、 その創刊号に当社の作品がラインナップされたことに感動を禁じ得ません。 “マンガ”はCOMICともbande dessinéeともWebtoonとも違う、 日本独特の表現手法です。 その手法で描かれた物語を、 サウジアラビアのみなさんに楽しんでいただけるのは、 両国の文化交流にも大きな意義があると思います。 発行のSRPC社様とは、 引き続き日本の作品のご紹介、 さらにマレーシアにある当社のグループ会社を通じたコンテンツの共同開発を行う予定となっておりますし、 今後ますます “マンガ”のおもしろさがサウジアラビアのみなさんに伝わっていくことを期待しています」

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表取締役社長 社長執行役員 夏野 剛/代表取締役 執行役員 Chief Human Resources Officer(CHRO)兼Chief Literature & Movie Officer(CLMO) 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2099億4700万円、営業利益136億2500万円、経常利益143億6900万円、最終利益95億8400万円(2021年3月期)
上場区分
東証一部
証券コード
9468
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