【ゲーム株概況(9/6)】gumiがS高…出資先の資金調達による事業拡大期待で 目標株価引き上げの大手ゲーム株も高い 任天堂は日経平均採用が決定
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9月6日の東京株式市場では、日経平均は週末を挟んで6日続伸し、前日比531.78円高の2万9659.89円で取引を終えた。引き続き自民党の総裁選や衆院選をにらんだ政策期待が市場の追い風となり、3万円の大台も視野にとらえてきた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>がストップ高まで買われ、終値ベースで6月11日以来となる4ケタ大台を回復した。gumiは、出資先であるdoublejump.tokyoがバンダイナムコエンターテインメントや、ZHD<4689>のコーポレートベンチャーキャピタル、bitFlyerHDを割当先とした第三者割当増資を先週末に発表したことで、その事業拡大がもたらす恩恵への期待が膨らんでいるようだ。
また、大和証券とみずほ証券が目標株価を引き上げたスクウェア・エニックスHD<9684>やカプコン<9697>、コナミHD<9766>が大幅高した。
なお、任天堂<7974>は、この日の大引け後に潜在的な評価材料となっていた日経平均への採用が正式に決定した。
半面、アピリッツ<4174>や日本一ソフト<3851>、enish<3667>などが売られた。
周辺株では、先週末3日に通期業績予想の上方修正を発表したポールHD<3657>が目先の材料出尽くしとみた売り物に押される展開となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高469億8000万円、営業利益4億400万円、経常利益5億900万円、最終損益19億6700万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974