ビットアイル<3811>の2011年7月期の連結業績は、売上高119億4900万円(前期比22.8%増)、営業利益20億3200万円(同47.6%増)、経常利益17億3200万円(同61.7%増)、当期純利益9億0300万円(同43.8%増)だった。
同社では、2月に開設した文京データセンターが四半期ベースで黒字化を達成し、その後も黒字花bを拡大したほか、iDCサービスやマネージドサービス、ソリューションサービスが順調に推移した、としている。
iDCサービスの稼働ラック数は、前期比18.7%増の3948ラックと着実に積み上がったほか、レンタルサービスの販売の増加、子会社化したサイトロックの収益が寄与したとのこと。
また、ソリューションサービスでは、子会社ビットサーフにおけるグループ外向け人材サービス提供機能の強化・拡充に加え、子会社テラスにおける動画配信プラットフォームが伸びたとのこと。
■2012年7月期の見通し
2012年7月期は、売上高150億円(前期比25.5%増)、営業利益26億円(同27.9%増)、経常利益23億円(同32.8%増)、当期純利益12億5000万円(同38.3%増)を見込む。
クラウドコンピューティング関連のサービスの月額化を図るとともに、品川データセンターと文京データセンターは引き続き黒字幅の増加が期待できる、としている。