フリューは、フィーチャフォン版「GREE」で、ロールプレイングゲーム「イードと記憶の旅」の提供を開始した。基本プレイ無料のアイテム課金制。
本作は、「イード」と呼ばれる心をなくした巨人と旅をするアドベンチャーRPGとなっている。主人公も過去の記憶をなくしており、荒廃した世界を旅しながら、記憶を取り戻していくとともに、世界が荒廃した理由を明らかにしていく。「イード」がバトルを経て、「ヨロコビ」や「カナシミ」「ニクシミ」といった感情を取り戻していく様子も描かれる。
戦闘は「ヨロコビ」「カナシミ」「ニクシミ」という感情をぶつける形式となっている。「ヨロコビ」>「ニクシミ」>「カナシミ」>「ヨロコビ」という関係になっている。また、「イード」には寿命があり、これがなくなると死んでしまう。ただ、そのたびに新しい「イード」が現れ、前の「イード」の種族に応じた能力が引き継がれるという。
またソーシャルゲーム要素として、他のプレイヤーとフレンドになることも可能。アイテムや地図のコピーのプレゼントを行ったり、バトル時にフレンドが2人以上いた場合にはフレンドから支援を受けられるとのこと。
ソーシャルゲームながら重厚なストーリーが展開されるだけでなく、繊細なタッチで描かれた背景も興味深い。今後の展開が期待される一作といえよう。以下、完全描き下ろしストーリーを掲載しておく。
■完全書き下ろしのオリジナルストーリー■
目を覚ますと記憶を失っていた主人公。周りには廃墟と化した世界が広がり、そばにいた「イード」と呼ばれる心をなくした巨人がそばにいた。この世界ではある理由により人間が忽然として姿を消してしまうという現象が発生し、全世界の人口の約70%が消えたらしい。 そして人間の代わりとなるようにイードと呼ばれる巨人が現れ始めたようだ。
イードと謎の少女「メイ」との出会いにより、主人公は自分の記憶を取り戻す旅に出ることになった。
心をなくしたイードは旅の途中で出会う敵とのバトルの中で次第に「ヨロコビ」「カナシミ」「ニクシミ」の感情を取り戻していく。主人公も自分が記憶を失った理由や世界が廃墟と化した理由を明らかにしていくのであった・・・。
「イードと記憶の旅」(「GREE」会員のみ利用可能)
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