Riot Games、ワシントン州のオフィスビル「Mercer ParkWorkplace」を購入…400名以上を雇用し新作開発や運用サービスを展開

Riot Gamesの日本法人であるライアットゲームズは、ワシントン州マーサーアイランドに位置するオフィスビル「Mercer ParkWorkplace」を購入したことを発表した。建物は、15万6000平方フィート(約1万4492平方メートル)の規模で、同社では400名以上の従業員を雇用し、VALORANTや開発中の新作タイトルを含む、画期的なゲームタイトルのエンジニアリング、リサーチ、開発、ライブサービスの支援に当たる。

ライアットの新オフィスはシアトル大都市圏に含まれるマーサーアイランドの中心部に位置する。ライアットはセントルイスやサンフランシスコ・ベイエリア、そして本社があるロサンゼルスを含み、世界20以上の地域にオフィスを展開している。

シアトルでの事業展開は、世界各地で高品質なゲーム開発に従事する一流の開発者たちを引きつけられる、開発スタジオのグローバルネットワークを作り出すというライアットの最近の事業拡大の取り組みの一環となる。

このほか、今夏、CEOのNicolo Laurent氏は中国のデジタル・エンターテイメント・カンファレンス、ChinaJoyの期間中に、新たなグローバルR&Dスタジオを中国の上海に創設すると明かしたとのこと。上海オフィスはこれから数年の間に数百名の新規ゲーム開発者を雇用し、新作ゲームおよびeスポーツや既存のタイトルの開発作業に従事する予定。


■Riot Games ゲーム部門プレジデント Scott Gelb氏
「私たちはベルビューに数年に渡って力強く根を下ろしており、今後もシアトル大都市圏で投資と成長を続けていく意欲を持っています。ここには革新的な人材があふれており、ゲーム開発が意義のあるキャリアであると考えられています。この事業展開はライアットの開発スタジオのグローバルネットワークの一部であり、常にプレイヤーの高い期待を超えていくことができるように、世界中で最高の人材を活用するためのものです。私たちは、世界中にファンを生み出す素晴らしいゲームを作りたいと考える開発者たちに選ばれる企業になりたいと考えています。」


■マーサーアイランド 市政代行官 Jessi Bon氏
「マーサーアイランドはユニークで実績のある企業がコミュニティーに加わることを歓迎します。ライアットゲームズがマーサーアイランドに投資し、400名以上の新規採用者たちがこの地で協力し、食事し、探求し、ここを我が家と呼ぶことを楽しみにしています。」