ポールHD、孫会社キュービストを子会社に変更するグループ再編　メディア・コンテンツ事業を注力事業に　ポールトゥウィンが第一書林を吸収合併

ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は、この日(1月25日)、グループ再編を行い、孫会社にあたるキュービストを2月1日付で直接株式を保有する連結子会社にする、と発表した。キュービストは、これまでポールトゥウィンの子会社だったが、キュービスト株式を現物配当として取得するという。今後、キュービストを中心に展開しているメディア・コンテンツ事業を注力事業に位置づけて拡大を目指す、としている。

キュービストは、ゲーム内で使用するグラフィック、プロモーション動画、ゲームと連動したWebサイト、ゲーム攻略本、ゲームマニュアルの制作を行っている。近年、イラスト制作技術を保有する企業を子会社化し、グラフィック制作サービスの比率を伸ばし、グループにおいてもBPOサービスという枠を超え、メディア・コンテンツ事業として成長を続けてきた。

これに伴い、組織図は以下のように変更となる。

同時に、ポールトゥウィンが連結子会社の第一書林を5月1日付けで吸収合併することも発表した。第一書林は解散する。第一書林は、労働・生活、NPO・NGO、経済・社会、政治・地方自治、ノンフィクション、一般・文化などの出版社。第一書林は、ポールトゥウィンとオフィスや管理部門の一部リソースを共有しており、今後、グループにおけるさらなる経営資源の集約、効率化を進めるため、今回の決定に至ったとのこと。