【ゲーム株概況(2/7)】通期業績予想を増額のミクシィが大幅続伸 スクエニHDも好決算&通期予想増額を材料に買われる 2Q赤字転落のボルテージは大幅反落
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2月7日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比191.12円安の2万7248.87円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)による早期の金融引き締めへの警戒感から、国内市場も朝方から成長株を中心に売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ミクシィ<2121>が商いを伴って大幅続伸した。ミクシィは、前週末4日に第3四半期決算とともに、通期業績予想の上方修正を発表したことが市場の評価材料となっているようだ。
同じく4日に市場予想を上回る第3四半期決算と、通期業績予想の上方修正を発表したスクウェア・エニックスHD<9684>も高い。
また、好決算発表銘柄がやや目立つ状況もあって、この日の大引け後に決算発表を予定していたグリー<3632>とタカラトミー<7867>も買われた。
半面、東映アニメ<4816>は反落し、KLab<3656>やHEROZ<4382>などが売られた。
ボルテージ<3639>は、4日発表した第2四半期決算が大幅な赤字転落となったことに加え、決算説明資料でSFスタジオの解散に伴って海外向けに配信中のアプリの配信を終了することを明らかにしたこともあり、大幅反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684