HARTiは、8月29日、NFTを活用した企業のマーケティング活動をワンストップで支援するサービス「HARTi 公式アカウント」の提供を、NFTプラットフォーム「HARTi」上で開始した。
「HARTi」は単なるNFTの流通機能にとどまらず、NFT保有ユーザーへ限定メッセージを送れる機能や、クーポン/eチケットを送れる機能などをβ版で提供してきた。
この度、これらのNFTを基軸としたCRM機能を「HARTi 公式アカウント」としてアップデートを行い、8月29日より順次サービス提供を開始していく。
■HARTi 公式アカウントの特徴
「HARTi 公式アカウント」は、「HARTi」上で企業がNFTマーケティング活動を行う上でのCRM機能を提供するサービス。
「HARTi」では、仮想通貨不要でNFTを購入できる機能や、アプリ内ウォレット「HARTi Wallet」で最短30秒でウォレットを作成できる機能を中心に、初心者や知識の少ない方でも扱いやすいNFTの流通(無償配布・販売)機能を提供してきた。
「HARTi 公式アカウント」では、NFTを活用した企業・店舗などへの集客や販促キャンペーンの実施、限定コンテンツの配信機能など、顧客ユーザーとのLTV(顧客生涯価値:Life Time Value)を向上させる数多くの基本機能がある。以下、代表的な機能を紹介する。
①チャット機能(NFTホルダー限定)
チャット機能を用いて、特定のNFT保有者のみをターゲティングしてメッセージを送ることが可能。
ブランド・企業が顧客との接点作りに活用するケースや、特定のアクション(応募やアンケートなど)に対しての報酬としてチャット機能を用いてNFTを贈ることも可能。また、ダッシュボードからCRM施策の効果測定も可能。
②トークンゲート機能
QRコードを用いて特定のNFTの保有状況を認証し「入場券チケット」「会員証」のような形で利用することが出来る機能。
マイページ内のQRコードに保有NFTの情報が入っているため、顧客はQRコードをスタッフへ提示するだけで、NFT保有状況を伝えることが可能。
また、NFTに付随してeチケット等を配信することも可能。一度使ったチケットを消し込み(無効化)することや、譲渡制限、転売時のロイヤリティ設定を行える。これらのチケットはオフチェーン(NFT化されていない状態)にて提供される。
③Geo-location機能
ユーザー端末の位置情報(GPS)を利用し、特定のロケーションでのみNFTを配布/販売することが可能。店舗集客の実現や、集客効果の測定も行うことが可能。販促施策と効果測定としてNFTを活用できる。
観光地での来場者限定ノベルティとして、また地域の周遊企画などの方法として活用されている。