Sally、マーダーミステリーアプリ『ウズ』よりマダミスシナリオ専門の新レーベル「Postknox」を発足 「読み返したくなるほど面白い」新シナリオを続々公開!


Sallyは、マーダーミステリーにおける新レーベル「Postknox(ポストノックス)」を開始することを発表した。

・「Postknox(ポストノックス)」とは
Postknoxは、『読み返したくなるほど面白い』マダミスシナリオを継続的にリリースしていくため、このたびウズより発足したマダミスシナリオ専門の新レーベル。

「Post」には「地位」や「次の〜」といった意味がある。また、「knox」はミステリ界では言わずと知れた「ノックスの十戒」の作者「ロナルド・ノックス」から来ている。この2つを合わせ、「マーダーミステリー界で新たな潮流を作り、クオリティの高いシナリオを出すレーベルとして確固たる地位へ」という意味を込めた名前となっている。

SallyではPostknoxの発足に先立ち、社内に「ウズ編集部」を新しく設置。ハイクオリティなシナリオを継続して制作していけるよう、様々なジャンルのマダミスシナリオを研究し、ストーリー構築やゲームバランス調整に関する独自のルールやノウハウを蓄積してきた。

今回Postknoxよりリリースするシナリオは、ウズ編集部と推理作家陣がタッグを組み、物語の世界観から文章表現の細部に至るまで全てをこだわり抜いて制作したもの。確かな技術と経験に裏打ちされた極上のマダミス体験を皆様にお届けする。

・Postknoxが掲げる3つの信念
マダミスシナリオの制作において、Postknoxは次の3つの信念を最も大切にしている。

■プレイヤーに何を楽しんでほしいのか、明確なテーマを持った作品を制作すること
■「解く楽しみ」を一番に意識した推理導線を設計すること
■どのキャラクターを選んでも満足できるゲームバランスを実現すること


・リリース予定シナリオ1 『Who Loved REDRUM?

某県の山奥でひっそりと行われる『世界の殺人鬼展』。
本物の殺人鬼の遺留品が展示されているというその展覧会を、あなたがた――探偵「落陽坂コハル」、コハルの助手「並木ウサギ」、探偵「唄先メケ」、メケの助手「洋明ノノコ」、殺人鬼オタク「山茶花ナナ」――はそれぞれの理由で訪れた。
展覧会の目玉は未解決事件『殺人鬼 赤羊』の遺留品。類を見ない残忍な手口で巷を騒がせている正体不明の殺人鬼が現場に残した数々の品が、そこには展示されているというのだ。 ところが、予定の時間になっても誰も出てこない。不審に思ったコハルが会場のドアを開けると、『世界の殺人鬼展』主催者の「塔名ナツシ」が殺された状態で横たわっていた。
その殺害方法はまさしく『赤羊』のものであり――

【シナリオの見どころ】「愛」をテーマに登場人物たちの様々な思惑が交錯する本格派のマーダーミステリー。個性あふれるキャラクターたちによるテンポの良い掛け合いが楽しめる。

作者:黄鱗きいろ
プレイ人数:5人
販売価格:1200円/人
公開日:11/4(金)

・リリース予定シナリオ2 『屈折して密室』

「ここはどこ?」
ニューイングランド、マサチューセッツ州のとある大学に通う学生たちは、知らない部屋で一斉に目を覚ました。
頭がぼんやりとして、思考がすぐにまとまらない。
見渡してみると、地下室のように窓のない薄暗い部屋には、普段から仲の良い五人がいた。
いや、違う。
部屋の真ん中には腹からナイフの柄を生やし大量の血を流した女が、あたかも六人目の登場人物であるかのように横たわり、壁に据え付けられた姿見の鏡に映しだされていたのだ。
すでに事切れていることは誰の目にも明らかだ。
あまりにも血が流れすぎていたのだから。
「もしかして……アリスなの……?」
誰かがその死体の名前を呼んだ。
物言わぬ屍として転がっていたのは、アリス―――大学内で魔女と噂される女学生であった。
……閉じ込められた密室、謎の殺人事件、学生たちは真相を突き止めるために活動を開始する。

【シナリオの見どころ】死体の転がった密室内で5人の大学生が目覚めるという不可思議な状況から始まる本作は、スクールカーストを反映した相関関係、圧倒的文章力で引き込まれるキャラクターシート、ハイレベルな推理要素などが楽しめる傑作シナリオ。

作者:陸理明
プレイ人数:5人
販売価格:1200円/人
公開日:11/18(金)
 
・リリース予定シナリオ3 『蒐集家の末路』

アントワープオリンピックのテニスで日本人がメダルを獲得し日本中がわいた夏。
あなたたちはそれぞれの理由でS県にすむ蒐集家(しゅうしゅうか)に呼び出された。
鉄道と鉱山により一代で財を成し、旅館やホテルを何軒も経営する立志伝中(りっしでんちゅう)の人物。
彼を一躍有名にしたのはその類い希なる物欲と収集癖。
どんな手を使っても欲しいものを手に入れる。どんな非道なことも厭わない。
結局、親戚や親兄弟、友人知人にまで疎まれ追われるようにこの町で一人暮らすことになった。
鬼畜生(おにちくしょう)の末路と表現するしかない哀れな老人だ。
あなたは洋館を見て暗たんたる気持ちになりながら大きなため息をつく。
蝉の声が耳につきまとい、汗がにじむ。
鴉の声が森の方から聞こえてきた。

【シナリオの見どころ】大正浪漫をイメージさせる文章表現で、まるで名作ミステリーの中に迷い込んだような感覚を味わうことができる。読み合わせも多く、ロールプレイが楽しい一作。

作者:藤原ゴンザレス
プレイ人数:4人
販売価格:1200円/人
公開日:12月上旬



■『ウズ』
 

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