サトミホースカンパニーが解散 22年3月期の最終損失は8.7億円、債務超過 冠名「サトノ」競走馬は個人名義に

サトミホースカンパニーが解散したことがわかった。この日(2月27日)の「官報」に掲載された「合併公告」によると、サトノエステート神谷町が存続会社として、サトミホースカンパニーとサトノエステート銀座の権利義務を引き継ぐとのこと。なお、「サトノ」を冠名とする競走馬の馬主名義は、すでに里見 治氏の個人所有となっているようだ。

セガサミーホールディングス<6460>の代表取締役会長として知られている里見 治氏は、「サトノ軍団」で知られる競走馬を個人名義で所有していたが、一時、サトミホースカンパニーに名義変更していた。

なお、サトミホースカンパニーの第5期決算公告(2022年3月期)も掲載しており、最終損失が8億7300万円と赤字を計上していた。また34億円の債務超過となっていた。