トライエース、自社開発エンジン「Aska Engine」のエフェクトシステムとして「SPARK GEAR」を採用

エヌジェイホールディングス<9421>傘下のトライエースと、スパークは、この日(2月27日)、スパークが開発・販売を行う「SPARK GEAR」の利用に関する包括契約を締結したことを明らかにした。今回、様々な人気タイトルを生み出してきたトライエースが自社開発エンジンである「Aska Engine」のエフェクトのシステムとしてSPARK GEARを採用したとのこと。今後も両社の強みを生かし、より高品質かつ低コストな環境の構築を進めていく。

なお、「SPARK GEAR」とは、超ハイクオリティで臨場感溢れる3Dエフェクトを少ないラーニングコストで様々なマルチプラットフォームに展開できるVFX制作ツール。UnityやUnreal Engineなど各種ミドルウェアにも対応し、iOSやAndroidだけでなく、PlayStation5やXbox Series X/S、Nintendo Switch、Steamなどでの実績も豊富。また、海外リージョンへの展開も追加費用はかからない。メンテナンス、コミュニケショーンコストの大幅な削減、大量のエフェクト制作、リソース管理の効率化など、制作者が日々抱えている問題を一気に解決する、としている。

また、「Aska Engine」とは、各種コンソールゲーム機やPC、スマートフォンで完全に統一した環境でアプリケーションを開発することが可能なランタイムライブラリとツールを統合したゲーム開発環境。SPARK GEARを利用するにあたって、外部ライブラリとしてSPARK GEARを組み込むだけではなく、Aska Engineのワークフローに完全に統合することにより、SPARK GEARで作成した3Dエフェクトをシームレスに扱うことが可能となったという。