【ゲーム株概況(6/13)】活況の主力株に資金が集中 値下がり銘柄が目立つ HEROZとユークスが連日の年初来高値更新

6月13日の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前日比584円65銭高の3万3018円65銭で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きい半導体関連を中心に幅広い銘柄が物色された。指数寄与度の大きいソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>も堅調だった。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、主力株に投資資金が向かったこともあり、中小型株の多く、軟調な銘柄が目立った。

こうしたなか、HEROZ<4382>が前日のストップ高に続き大幅高。2024年4月期は、売上高が61%増の48億円、営業利益が55%増の4億円と大幅な増収増益を見込む。オーガニックの成長に加えて、買収したバリオセキュア<4494>とストラテジットが連結業績への寄与を見込んでいるという。

同じく前日ストップ高まで買われたユークス<4334>は、年初来高値を更新したものの、利益確定の売りに押され、一時はマイナスになる場面もあった。また、この日の引け後に決算発表を控えていたアピリッツ<4174>とcoly<4175>も決算への期待から物色対象になった。両社の決算発表が明日、どのように動くのか注目される。

ほか、カプコン<9697>は小反落。この日、「カプコンショーケース」を配信し、新情報を多数発表したものの、手がかり材料にはならなかったもよう。反面、「TCG戦略発表会2023 ヴァンガろう」を開催したブシロード<7803>はこじっかり。壽屋<7809>や買取王国<3181>、まんだらけ<2652>もしっかり。

株式会社ユークス
http://www.yukes.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ユークス
設立
1993年2月
代表者
代表取締役社長 谷口 行規
決算期
1月
直近業績
売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4334
企業データを見る
HEROZ株式会社
http://heroz.co.jp/

会社情報

会社名
HEROZ株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
決算期
4月
直近業績
売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4382
企業データを見る