C&R社、第1四半期決算は専門人材へのニーズ底堅く過去最高売上 採用強化や新会社設立など先行投資の影響で営業6.4%減益に

クリーク・アンド・リバー社<4763>は、7月6日、2024年5月期 第1四半期(23年3月~23年5月)の連結決算を発表し、売上高127億4500万円(前年同期比12.1%増)、営業利益15億8000万円(同6.4%減)、経常利益15億9500万円(同5.9%減)、最終利益10億4500万円(同16.0%減)だった。

・売上高:127億4500万円(同12.1%増)
・営業利益:15億8000万円(同6.4%減)
・経常利益:15億9500万円(同5.9%減)
・最終利益:10億4500万円(同16.0%減)

同社では、クリエイターや医師、ITエンジニア、弁護士、会計士、建築士、ファッションデザイナー、シェフ、研究者など、専門的な人材へのニーズは底堅く、四半期として過去最高の売上高となった、としている。

ただ、クリエイティブ分野(日本)を中心に人員採用の強化により人件費、研修費が増加したことに加え、医療分野における新型コロナのワクチン接種のスポット案件の減少、新規グループ会社の設立の先行投資により、各利益項目が前年実績を下回った

 

■2024年1月期の業績見通し

2024年1月期の業績は、売上高500億円(前期比13.3%増)、営業利益45億円(同13.7%増)、経常利益45億円(同12.4%増)、最終利益30億円(同3.5%増)、EPS135.04円を見込む。

・売上高:500億円(同13.3%増)
・営業利益:45億円(同13.7%増)
・経常利益:45億円(同12.4%増)
・最終利益:30億円(同3.5%増)
・EPS:135.04円

計画に対する進捗率は、売上高25.5%、営業利益35.1%、経常利益35.4%、最終利益34.8%となっている。

・売上高:25.5%
・営業利益:35.1%
・経常利益:35.4%
・最終利益:34.8%

株式会社クリーク・アンド・リバー社
http://www.cri.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社クリーク・アンド・リバー社
設立
1990年3月
代表者
代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
決算期
2月
直近業績
売上高441億2100万円、営業利益39億5600万円、経常利益40億200万円、最終利益28億9900万円(2023年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4763
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