
マーベラス<7844>は、4月24日、2026年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高379億円(前回予想350億円)、営業利益22億円(同20億円)、経常利益28億円(同20億円)、最終利益19億円(同14億円)、EPS31.37円(同23.11円)とした。前年(2025年3月期)との比較でも大幅な増収・増益で着地する見通し。売上高は過去最高となる模様だ。
・売上高:350億円→379億円
・営業利益:20億円→22億円
・経常利益:20億円→28億円
・最終利益:14億円→19億円
・EPS:23.11円→31.37円
【従来予想からの修正率】
・売上高:8.2%増
・営業利益:10.0%増
・経常利益:40.0%増
・最終利益:35.7%増
【前年実績との比較】
・売上高:35.5%増
・営業利益:21.0%増
・経常利益:55.5%増
・最終利益:132.2%増


同社は、業績予想の修正理由について、主にデジタルコンテンツやアミューズメント、音楽映像の各事業における好成績の積み上げをあげた。
デジタルコンテンツ事業では、6月発売の『龍の国 ルーンファクトリー』および同年9月発売の『牧場物語 Let's!風のグランドバザール』の販売が国内外で好調に推移したという。さらにアミューズメント事業はアジア地域での事業拡大が順調に進み、音楽映像事業でも旧作 TV アニメの二次利用収入が拡大した。これらの好成績に加え、全社的なコストコントロールも功を奏し、売上高及び営業利益は前回発表予想を上回る見通しとなった。
経常利益は、営業利益の増加に加え、外国為替相場の変動に伴う為替差益を計上したことなどにより、前回発表予想を大きく上回る見通し。最終利益については、特別損失の計上が見込まれるものの、経常利益までの利益増加で吸収する。
一方で、一部の個別プロジェクトでは営業損失および特別損失の計上を予定している。10月にリリースした新作スマホゲーム『ブラウザ三国志 天』の売上高が想定を下回ったため、初期開発費用にあたるゲーム資産残高をすべて償却し、営業損失8億1100万円を計上する。
また、アミューズメント事業における北米展開タイトルについても、稼働状況が想定を下回り、関連する棚卸資産及び固定資産の評価減及び減損処理を実施し、営業損失1100万円、特別損失2億9800万円を計上する予定。同社は、サービスを継続し、運営コストの最適化や効率的な運営体制への移行を図ることで、収益性の改善に努める方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 照井 慎一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高279億6300万円、営業利益18億1700万円、経常利益18億円、最終利益8億1800万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844