日本一ソフトウェア、26年3月期決算は営業損失4億0900万円と赤字幅拡大…新作4本投入&海外展開進めるも主力のゲーム事業が苦戦

日本一ソフトウェア<3851>は、5月15日、2026年3月期の連結決算を発表し、売上高36億0600万円(前の期比31.9%減)、営業損失4億0900万円(前の期は2億7400万円の損失計上)、経常損失5500万円(同7500万円の損失計上)、最終損失2億5500万円(同1億5700万円の損失計上)だった。新作タイトル投入や海外展開を進めたものの、主力のエンターテインメント事業が苦戦し、厳しい業績となった。

・売上高:36億0600万円(同31.9%減)
・営業損失:4億0900万円(同2億7400万円の損失計上)
・経常損失:5500万円(同7500万円の損失計上)
・最終損失:2億5500万円(同1億5700万円の損失計上)

 

主力のエンターテインメント事業では、PlayStation Networkやニンテンドーeショップ、Steamなどを通じたダウンロード販売に加え、自社タイトルの海外ローカライズ展開を推進した。

当期の国内向けパッケージタイトルとしては、『風雨来記5』、『連呪』、『凶乱マカイズム』、『Curse Warrior』の4作品を発売した。また、海外子会社のNIS Americaでは、『Disgaea7 Complete』のNintendo Switch 2版を北米・欧州向けに投入した。

このほか、既存タイトルのダウンロード販売やDLC配信、国内タイトルの海外販売、関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営なども継続した。

ただ、エンターテインメント事業全体では売上高34億8500万円(前年同期比33.0%減)、営業利益3800万円(同81.6%減)と大幅減益となった。

近年のゲーム市場では開発費やマーケティング費用の上昇が続く一方、中堅メーカーは大型ヒット不足の影響を受けやすく、タイトルごとの収益変動も大きくなっている。

一方、学生寮・その他事業では、岐阜県内の大学学生寮3件の運営を継続。売上高は1億2000万円(前年同期比24.4%増)となり、営業損失も改善した。営業損失は2100万円で、前年同期の3400万円の損失から赤字幅を縮小した。

 

■2027年3月期の見通し

2027年3月期の業績は、売上高47億8400万円(前期比32.6%増)、営業利益2億9600万円(前期は4億0900万円の損失計上)、経常利益4億4900万円(同5500万円の損失計上)、最終利益3億3100万円(同2億5500万円の損失計上)、EPS63.53円を見込む。株価収益率は13.1倍となる。

・売上高:47億8400万円(同32.6%増)
・営業利益:2億9600万円(同4億0900万円の損失計上)
・経常利益:4億4900万円(同5500万円の損失計上)
・最終利益:3億3100万円(同2億5500万円の損失計上)
・EPS:63.53円

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役社長 猿橋 健蔵
決算期
3月
直近業績
売上高49億4700万円、営業利益1億9200万円、経常利益3億2500万円、最終利益1億8800万円(2025年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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