【決算まとめ②】ゲーム関連企業36社の26年1~3月期決算は営業赤字計上企業が8社に減少 黒字転換のcolyやAimingはアプリ外決済が利益構造にプラスに作用

主要モバイルゲーム企業の2026年1~3月期の決算を引き続き振り返ってみたい。今回は、この四半期の営業赤字計上企業についてを取り上げたい。
この四半期に営業赤字を計上した企業は、データ集計対象の36社中、8社となった。前四半期の13社からは5社減少した形で、内容は6社が黒字転換した一方で、新たに1社が赤字に転落するなど、市場環境は好転したと捉えて良さそうだ。

■アプリ外決済の導入と利用率の上昇が各社の利益構造にプラスに
営業黒字転換を果たしたのは、DeNA<2432>とコロプラ<3668>、ガンホー<3765>、gumi<3903>、Aiming<3911>、coly<4175>の6社となる。colyは、『魔法使いの約束』の6周年施策で売上高がQonQで伸びたことに加え、2024年8⽉にゲーム内アイテムをweb上で購⼊できる「coly ID」をリリースしており、これによるゲーム事業のコスト構造の改善が大きく進んだことが今回の黒字転換につながったようだ。
また、Aimingもオンラインゲームの配信売上が想定を下回ったが、広告宣伝費の抑制と外部決済によるプラットフォーム手数料の削減が奏功して利益は計画を上ブレしたとしており、アプリ外決済の導入そしてその利用率の上昇が各社の利益構造に大きなプラスをもたらしていると言えそうだ。
■赤字転落のマイネットはスポーツコンテンツ領域で戦略投資を実施
一方、赤字転落となったのは、マイネット<3928>だ。マイネットは、スポーツコンテンツ領域の成長に向けた戦略投資を実施したことが赤字計上の要因となっている。ただし、通期の連結業績予想については、従来の黒字予想を据え置いており、次の四半期以降でこの先行投資の状況から変化が見られるのかどうかがポイントとなってきそうだ。
▼関連記事
【決算まとめ①】ゲーム関連企業の26年1~3月期決算は増収増益が目立つ形に 『ドッカンバトル』周年と新作『怪獣8号』貢献のアカツキ コーエーテクモHDは複数の新作がヒット
<PR>エンタメ業界特化の転職支援サービス「エンターエンタ」が正式オープン
転職支援サービス「エンターエンタ」が5月14日に正式オープンしました。「gamebiz」の取材・情報発信を通じて蓄積してきた企業理解をもとに、事業フェーズやプロジェクト特性を踏まえたマッチングを行ってまいります。職種は、プロデューサー、ディレクター、マーケター、運営など、幅広いポジションに対応していく予定です。
なお、サービス開始を記念し、エンタメ業界への転職・キャリア形成に役立つ無料オンラインセミナーも開催する予定です。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高158億2600万円、営業利益20億7900万円、経常利益14億1100万円、最終利益10億8600万円(2025年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高74億7800万円、営業利益3億7400万円、経常利益3億800万円、最終利益2億2800万円(2025年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928
会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高70億2000万円、営業損益1億4400万円の赤字、経常利益4600万円、最終利益7200万円(2026年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175




