【ゲーム株概況(10/13)】好決算発表を評価のUSEN-NEXT HDが一時347円まで買われる　トーセは反落して年初来安値を更新　カプコンは反落

10月13日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比178.67円安の3万2315.99円で取引を終えた。金融引き締めの長期化懸念から前日の米長期金利が上昇し、米国市場も下落した流れが国内市場にも波及し、下げ幅は一時200円超に達した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に軟調な推移が目立つ中で、サン電子<6736>やcoly<4175>、GENDA<9166>などがしっかり。

周辺株では、前日10月12日に発表した2023年8月期の連結決算が2ケタ増収増益での着地となったことに加え、今期も増収増益を見込んでいることが市場から素直に評価されたUSEN-NEXT HD<9418>が一時347円まで買われた。

半面、MIXI<2121>やenish<3667>が年初来安値を更新し、前日10月12日に2023年8月期の連結決算を発表したトーセ<4728>も反落して年初来安値を更新した。

ジェフリーズ証券が投資判断を「Hold」から「Buy」を格上げし、目標株価も5520円から6500円に引き上げたカプコン<9697>は、この日は地合いの悪さもあって反落した。