セガは、この日(12月8日)、世界的な人気を誇るコンテンツを現代のゲームユーザーに楽しむプロジェクトを始動し、「クレイジータクシー」「ゴールデンアックス」「ジェットセットラジオ」「Shinobi」「ベア・ナックル(Streets of Rage)」の新作ゲームを開発中であることを発表した。
本日の発表に先立ち、世界最大級のゲームイベント「The Game Awards 2023」において、開発中のゲームタイトルの一部を紹介するティザー映像を公開した。セガは自社の持つIPを活用し、ゲームだけに留まらないさまざまなメディアを通して、世界中のユーザーに新たなコンテンツを提供していく。
なお、本日発表したゲームの正式なタイトル名、発売時期や対応機種等の詳細は続報を待ってほしい。
■【セガ】新プロジェクト ティザートレーラー
■セガ 代表取締役副社長Co-COO 内海 州史氏
近年「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」はゲームの成功を筆頭にさまざまな展開を行い、世界中で新たなファンを獲得しました。私たちはこの成功を受けて、自社の保有するIPに新たな生命を吹き込み、世界中のゲームユーザーに向けた新作ゲームを開発中です。
本日の発表は、セガが持つ豊富な資産を新たに生まれ変わらせるプロジェクトの始まりにすぎません。私たちはなによりもまず、記憶に残るキャラクターと世界観をもった、すばらしいゲームを創り出していくことをお約束します。あらゆる世代のファンの皆さまに、今後数年にわたり展開していくこれらのゲームやプロジェクトにご期待いただければ幸いです。
<現在開発中のタイトル> ※五十音順。ゲーム内容は過去作のもの。
■「クレイジータクシー」シリーズ
1999年にアーケードで初登場し、ドリームキャストをはじめとした家庭用ゲーム機に移植したドライビングアクションゲームで、多数のシリーズ作がリリースされてきた。乗客を目的地まで送り届けるため街中を爆走する、従来のレースゲームとは異なるダイナミックな走りと爽快感満載のカーアクションが特徴。
■「ゴールデンアックス」シリーズ
戦斧「ゴールデンアックス」を持つ魔人に肉親の命を奪われた主人公たちが討伐の旅に出る、剣と魔法の世界を舞台にしたファンタジー・アクション。1989年にアーケード用タイトルとして登場し、これまで8つのシリーズ作がリリースされている。画面を覆う迫力ある魔法演出やドラゴンへの騎乗など、ファンタジー世界を魅力的に描いた世界観が高い評価されている。
■「ジェットセットラジオ」シリーズ
2000年にドリームキャストで発売したストリートアクション。架空の「トーキョー」をインラインスケートで駆け巡り、街中をグラフィティで埋め尽くす。今なお新しい独特なグラフィックやオリジナリティあふれるゲーム性が話題になった。
■「Shinobi」シリーズ
1987年にアーケードでデビューして以来、これまで10作以上のシリーズがリリースされてきた、セガを代表するアクションシリーズ。現代に生きる忍者と、闇の世界を牛耳る犯罪組織や忍者軍団との戦いには、ロボットやミュータント、巨大モンスターなどのさまざまなライバルも登場。映画さながらの奇想天外なバトルを楽しめる。
■「ベア・ナックル(Streets of Rage)」シリーズ
1991年に家庭用ゲーム機・メガドライブでデビューした格闘アクション。平和な街を取り戻すため、元警官のアクセルやブレイズたちが悪のシンジケートへ戦いを挑む。多彩な技を繰り出すゲームシステムと、リズム感あふれるサウンドが人気を博した。2020年にリリースした26年ぶりのシリーズ第4作は、全世界150万本以上のセールスとなり大きな話題を呼んだ。
©SEGA
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)