10 Chambers、新たなCo-opハイスと(強盗)ゲーム『デン・オブ・ウルブズ』(Den of Wolves)を発表

『PAYDAY: The Heist』と『PAYDAY 2』で知られるスウェーデンのベテラン・ゲーム開発スタジオ10 Chambersは、新たなCo-opハイスと(強盗)ゲーム『デン・オブ・ウルブズ』(英語名:Den of Wolves)を発表した。同スタジオはしばらくの間、「強盗ゲームに戻る」と予告していたが、その詳細や名前さえもほとんど明かされていなかった。このゲームはまずPCで、Steamのアーリーアクセスでリリースされるが、すでにコンソールでも動作するように設計・開発されている。2年以上前からプリプロダクションが開始され、世界とそれを取り巻く物語の構築に多くの時間が費やされてきたという。リリース時期は未定。

 

『デン・オブ・ウルブズ』(Den of Wolves)公式発表トレーラー

 

本作の舞台となるミッドウェイ・シティは、北太平洋に位置する規制のないイノベーション都市。ディープラーニングAIが止めようのないハッキングツールとなり、世界経済を崩壊させ、ドルを暴落させたことをきっかけに、大企業によって設立された。

世界はネットワーク・セキュリティ分野の革命を切実に必要としており、大手製薬会社や石油産業が支援する強力な投資会社は、まったく新しいデータ伝送とストレージのコンセプトを開発した。人間の脳をベースにした生物学的システムは、従来のネットワーク・アーキテクチャとは根本的に異なるため、AIにはまったくアクセスできなかった。

 

 

■10Chambersの創立者兼ゲーム・ディレクターのウルフ・アンダーソン(Ulf Andersson)

「過去に古典的な銀行強盗をテーマにした強盗ゲームに携わってきた経験からすると、SF的な側面は強盗のあり方をより高度なものにしてくれるでしょう。銀行強盗ができる数は限られていますが、『デン・オブ・ウルブズ』では、企業スパイ、破壊工作、暗殺など、強盗の幅が広がります。」

「このゲームはオープンワールドではありませんが、世界観の構築は非常に重視しています。ミッドウェイ・シティは、後期資本主義が横行し、企業がルールを決めている近未来の都市のような信憑性を感じさせたいのです」と共同設立者でナラティブ&オーディオ・ディレクターのサイモン・ヴィクルンド(Simon Viklund)は語ります。「プレイヤーは、身元も身分証明書も持たずに街の地下領域に住み、ミッドウェイ・シティの闇市場で犯罪起業家になるために忠誠心を高めていきます。」

『Den of Wolves』Steamページ
https://store.steampowered.com/app/1818140/Den_of_Wolves/