HYBEのゲーム事業部門であるHYBE IMは、同社がパプリッシングを担い、FLINTが開発する新作RPG「星になれ ヴェーダの騎士たち」の開発状況を公開したと発表した。開発を総括しているFLINTのキム・ヨンモ代表はゲームの改善方針を盛り込んだ「開発者ノート」を公式コミュニティで公開し、FLINTは10月に実施した「ファーストグローバルβテスト」で集まったユーザーのフィードバックを積極的に反映し、コンテンツ改善に注力しているとのこと。
公開した「開発者ノート」ではゲームの総合的な改善方針がまとまっており、最もフィードバックが多かった戦闘システムの修正点を中心に紹介している。
1.戦闘をより爽快に
ダイナミックな戦闘と強烈な打撃感を高めるために、キャラクターの攻撃動作や遅延速度を大幅に改善した。また操作性に関しては、ダッシュや回避反応のスピード調整、さらに回避時の加速や距離を調整して戦闘時の没入感を高めている。
2.操作をより快適に
ゲームプレイの楽しさを最大化させるために操作性にも力を入れている。アクションゲーム本来の面白さを体感できるように手動操作の楽しさを維持しつつ、ダンジョンの反復プレイによる疲労を軽減するために自動戦闘機能のテストを実施している。自動戦闘中もキャラクター変更によるスキル使用の楽しさ、戦況を見極める楽しさ、便利で快適なアイテム収集の楽しさを感じられるように改善している。
3.より刺激的で多様な戦闘スタイルに
ユーザーに多様な戦闘スタイルを提供するためにマップ全体のレベルデザインを再構築。モンスターAIを改善し、多様な戦略が考えられる緊張感の高い戦闘を提供する予定。
この他にも、【ダンジョン全体のプレイ時間を従来の半分に短縮】【ドロップアイテム自動収拾機能の追加】【暴走する星の力の利便性向上】【自動ターゲット機能の向上】【カメラワークの調整】などの改善を通じてより楽しく、やりこみ要素のあるゲーム環境を提供していく計画。
FLINTのキム・ヨンモ代表は「ユーザーに完成度の高いバージョンを提供するために改善を続けている」として「そのために時間がもう少し必要だが、2024年第1四半期にサービスすることを目標に最善を尽くしている」と伝えたという。一方、FLINTは今回の改善内容だけではなく、その他の改善作業もスピーディーに取り組んでおり、引き続き改善内容を公開していく予定。
■「星になれ ヴェーダの騎士たち」開発者ノート 第1弾
公式コミュニティ
https://astra.hybeim.com/ja/devnote/63
併せて、「星になれ ヴェーダの騎士たち」は11月に開催した韓国最大のゲームショウ「G-STAR 2023」に参加した。Google Playブース内にゲームの体験ゾーンが設置され、会場ではイベントも実施した。
体験ゾーンでは「星になれ ヴェーダの騎士たち」の最新バージョンが体験できるため、オープンから長蛇の列ができゲームプレイを楽しむユーザーで溢れたとのこと。
G-STAR2023で行われたインタビューでは前述の正式サービスの時期についても発表し、グローバルで楽しめるサービスをお届けできるよう最善を尽くすことを言及したという。
■「星になれ ヴェーダの騎士たち」について
80~90年代を風靡したベルトスクロールアクションゲームの面白さを現代的に再解釈し、直観的な2Dアクションの強みを最大限に生かすことでアクションクオリティを構築する2DアクションRPG。
また、ストーリーテリングとリアルなゲーム環境演出のために、5万7000字にも及ぶ台詞と200カット以上のシーンが、日本国内トップクラスの声優たちのフルボイスで製作されている。
また、中世名画風の独創的なアートスタイルや緻密な世界観の設定、精巧にデザインした美しいキャラクターたちも本作品の面白さを倍増させる要素となっている。
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会社情報
- 会社名
- HYBE(ハイブ)