【ゲーム株概況(12/13)】ブロックチェンゲーム『エレストワールド』のトークンの上場決定でクルーズが3日続伸　国内証券が新規カバレッジのGENDAは大幅反発

12月13日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比82.65円高の3万2926.35円で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受け、国内市場も半導体関連株などを中心に買いが先行した。ただし、米FOMC（連邦公開市場委員会）を控えていることもあり、上値は重い展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>やgumi<3903>、ギークス<7060>、モイ<5031>などが買われた。

子会社CROOZ Blockchain Labが開発するブロックチェンゲーム『エレメンタルストーリーワールド』のトークン（PGT）が12月15日に暗号資産取引所「Bitget」に上場することが決定したことを発表したクルーズ<2138>は3日続伸した。

また、岩井コスモ証券が投資判断「A」、目標株価2900円で新規カバレッジを開始したGENDA<9166>は大幅反発し、東海東京証券が目標株価を2680円から2690円に引き上げたタカラトミー<7867>は商いを伴って3日続伸した。

半面、ポールHD<3657>が大幅続落し、年初来安値を更新した。ポールHDは、前日12月12日に第3四半期決算を発表するとともに、2024年1月期通期の連結業績予想の下方修正を発表したことが市場から嫌気されたようだ。

ほか、円谷フィールズHD<2767>やサン電子<6736>などが売られ、DeNA<2432>は年初来安値を更新した。