CyberZとeStreamが4月1日付で合併 IP分野の拡大を目指す事業再編の一環 eStreamの事業はCA本体に移管、ABEMAとの連携も
サイバーエージェント<4751>グループのCyberZとその子会社のeStreamが合併する。2月28日付の「官報」に掲載された「合併公告」によると効力発生日は4月1日の予定で、eStreamは解散する。これは単なる親会社・子会社間の合併にとどまらず、サイバーエージェントグループにおけるIP分野のさらなる強化・拡大を目指した事業再編の一環になるという。
同社は、CyberZの100%子会社として、2017年8月に設立された。EC事業やオンラインくじ事業のほか、近年は高品質高級フィギュアブランドを設立し、フィギュア開発にも取り組んでおり、グループにおけるプレゼンスも高まってきた。
eStreamが取引先等に送ったお知らせによると、今後は、eStreamの体制や主要機能をサイバーエージェント本体のアニメ&IP事業本部内に移管し、ABEMAのアセットも活用しながらサイバーエージェントグループのMD/フィギュア製造機能を担う部門として事業拡大を図っていくとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社CyberZ
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 山内 隆裕
- 決算期
- 9月