9月17日のフィーチャフォン版「GREE」ランキングは以下のとおりとなった。なお、 「Mobage」と違って、何月何週と記載しないのは、ランキングの集計期間が明示されていないためである。ランキング情報を初めて掲載した時にも書いたが、このランキングは、週間なのかもよくわからないし、何のランキングかも不明なのだ(色々と噂はあるのだが)。
■全体ランキング
「全体ランキング」では、コナミグループが再び1~4位を独占している。「ドラゴンコレクション」が不動の1位のポジションを維持し、続いて「プロ野球ドリームナイン」と「Jリーグドリームイレブン」となり、そして、グループ会社のハドソンの「クローズ×ワースト~最強伝説~」が4位に入った。グループのソーシャルゲームの登録会員数1000万人突破しており、これにちなんだキャンペーンが奏功している模様だ。
ボルテージの新作「王子様のプロポーズfor GREE」が5位で変わらず。同じボルテージでは、「ダーリンは芸能人forGREE」が10位にランキングに入った。このほか、「バイオハザード アウトブレイクサバイヴ」が6位、「ビックリマン」が7位、「任侠道」は8位、9位「ぼくのレストラン2」となった。
このほか、11位以下で目立ったところでは、Synphonieの「ガルショ★」が11位に入ったほか、「秘書コレクション」が13位に入った。これは、前週まで男性ランキングのみでのランクインだったが、今週より、「全体」のランキングにも入ってきた。5位まで上がってきたらどうなるのだろうか。
■男性ランキング
「男性ランキング」では、「ドラゴンコレクション」が1位を獲得し、2位には「プロ野球ドリームナイン」、3位には「Jリーグドリームイレブン」、4位には「クローズ×ワースト~最強伝説~」が入り、コナミグループの1、2、3、4フィニッシュとなった。かつて自動車レースのF1で、本田エンジンを搭載した車が1~4位を独占したことがあったが、なんとなしにそれを思い出してしまった。
以下、5位はドリコムの「ビックリマン」となった。ドリコムは「ソード×ソード」が10位に入っている。また6位にはgumiの「任侠道」、7位「バイオハザード アウトブレイクサバイヴ」、8位「ドラゴンリーグ」、9位には再びコナミデジタルエンタテインメントの「秘書コレクション」が上がってきた。こちらも再び上位を伺う動きとなっている。コナミグループはまことに恐ろしい。
11位以下でも目立った動きがあり、CyberXの新作「モンスターソード」が11位に飛び込んできたほか、タイトーの「アイログ」なども人気となっている。エディア「 ヴィーナス†ブレイド」も20位にランクインした。男性ランキングでは、コナミを筆頭に、gumi、ドリコム、スーパーアプリ、CyberXが複数タイトルを上位に送り込んでいる。
■女性ランキング
「女性ランキング」 では、コナミ「ドラゴンコレクション」が引き続き1位を獲得した。2位と3位は、ボルテージの新作「王子様のプロポーズfor GREE」と、「ダーリンは芸能人forGREE」となった。また、4位と5位は、Synphoneiの「ぼくのレストラン2」と「ガルショ★」となっている。
以下、6位「コーデマニア」、「イケメン大奥★恋の園for GREE」が7位、「イケない契約結婚~究極の選択肢~」が8位、「ちょこっとファーム」が9位、「おみせやさんfor GREE」が10位となった。
女性ランキングでは、恋愛ゲームが9タイトル入っており、ディベロッパー別の内訳は、ボルテージが4タイトル、アリスマティックが2タイトル、アンダムルが2タイトル、サイバードが1タイトルとなっている。女性向け恋愛ゲームではボルテージが圧倒的だった(関連記事)が、徐々に寡占化が進みつつあることが伺える。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)