ワンダープラネット、Game Changer社とのブロックチェーンゲームの共同事業展開に関する契約を終了

ワンダープラネット<4199>は、7月16日、Game Changer社とのブロックチェーンゲームの共同事業展開に関する契約を終了することを発表した。

ワンダープラネットとシンガポール子会社であったWPBC（2023年10月10日に清算結了）は、Game Changer社」との間でブロックチェーンゲームの開発、サービス開始に向けて準備を進めてきたが、2023年1月13日に2023年8月期中のサービス予定開始をリリース時期未定とし、また、Game Changer社が独自に発行を行う暗号トークン（GCトークン）の割当予定先をWPBCからワンダープラネットへ変更した。

その後もこの共同事業展開について、Game Changer社と協議を重ねてきたが、現状の仮想通貨やNFTなどの暗号資産の価格変動やブロックチェーンゲームの市場動向、また、ワンダープラネットは既存タイトルの長期運営に努めるとともに「ハイブリッドカジュアル」にフォーカスした新規開発に注力する方針であることを踏まえ、契約の終了について両社で合意した。

ワンダープラネットへのGCトークン割当は、2023年1月13日の契約変更後に予定通り実施されている。同社は、保有するGCトークンの流動性および市場価値をかんがみ、貸借対照表に資産計上しておらず、保有リスクは低いため、GCトークンの保有および本契約の終了による2024年8月期の業績への影響は、現時点で軽微であると考えているという。

また、現状のGCトークンの流動性および市場価値を勘案すると、将来的に売却した際に生じる収益は軽微であると想定しているが、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに開示するとしている。