【ゲーム株概況(8/20)】クルーズが大幅反発…BLCゲーム『エルゴスム』の事前登録20万人突破で　立会外分売発表で需給悪化懸念のアルファポリスが大幅続落

8月20日の東京株式市場では、日経平均は6日ぶりに反発し、前日比674.30円高の3万8062.92円で取引を終えた。前日の米国市場高に加え、為替も円安方向に振れ、円高の流れが一服したことで主力の輸出関連株を中心に買い戻しが進んだ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業91銘柄のうち、上昇は82銘柄(90%)、下落は6銘柄(7%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄が多数を占めた。

中で、クルーズ<2138>が大幅反発した。クルーズは、子会社のCROOZ Blockchain Labがgumi<3903>と共同開発しているブロックチェーンゲーム『エルゴスム』の事前登録者数が20万人を突破したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。なお、同様にgumiも反発した。

また、SMBC日興証券がそれぞれ目標株価を引き上げたコナミグループ<9766>とネクソン<3659>がともに続伸した。

ほか、IGポート<3791>が大幅反発して年初来高値を更新し、ANYCOLOR<5032>やオルトプラス<3672>などの強さも目立った。

半面、enish<3667>が3日続落となり、立会外分売の発表による短期的な需給悪化懸念からアルファポリス<9467>が大幅続落した。

そのほか、コムシード<3739>やガーラ<4777>、NJHD<9421>などがさえない。