『ラストウォー』が4日首位と優位に　『FGO』が後半に入ってトップに　2024年9月21日~27日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年9月21日~9月27日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、『ラストウォー：サバイバル』が序盤から中盤にかけて首位をキープしたものの、『Fate/Grand Order(FGO)』が9月25日に首位を奪うとそのままポジションをキープして1週間を終えた。

・『ラストウォー：サバイバル』(4日)
・『Fate/Grand Order』(3日)

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年9月23日(月)
■2024年9月24日(火)
■2024年9月25日(水)
■2024年9月26日(木)
■2024年9月27日(金)

■2024年9月23日(月)

■振替休日

 

■2024年9月24日(火)

9月24日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』が首位に立った。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の14位に飛び込んできたコナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』だ。『プロスピA』は、9月20日15時より、「2024 OB第1弾」として「王 貞治(巨人/一塁手)」や「金本 知憲(阪神/左翼手)」などが登場していることが売上に大きく貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、IYAGAMESの『異世界のんびりライフ』が30位とトップ30圏内に入ってきた。『異世界のんびりライフ』は、小説・TVアニメで人気の異世界ファンタジー「月が導く異世界道中」とのコラボを9月20日より開始していることが今回の順位上昇の原動力となっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、Yostarの『ブルーアーカイブ』や、HoYoverseの『ゼンレスゾーンゼロ』などがトップ30に復帰した。

■2024年9月25日(水)

9月25日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』が首位をキープした。

続く2位には、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が前日の4位から上昇してきた。『FGO』は、9月20日より、期間限定「奏章Ⅲ 新霊長後継戦 アーキタイプ･インセプション」(後編)を開幕するとともに、期間限定サーヴァント「★5(SSR)アーキタイプ:アース」と「★5(SSR)殺生院キアラ(アルターエゴ)」のピックアップ召喚を順次開催しており、売上を伸ばしているようだ。

出所：Sensor Tower

また、無料ランキングに目を移すと、Happy Elementsの新作『リバースブルー×リバースエンド』が首位に立っている。当初は9月24日にリリース予定だった本作だが、ストア側の審査の影響で本日（9月25日）12時のリリース予定となったものの、9月23日から開始した事前ダウンロードが順調に伸びているようだ。リリース後にセールスランキングでも順位を上げてくるのかどうか注目される。

ほか、YottaGamesの『マフィア・シティ』がトップ30に復帰した。

■2024年9月26日(木)

9月26日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー：サバイバル』の首位が続いた。

全体的に小幅な動きが目立つ中で、スクウェア・エニックスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が前日の31位から29位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『ロマサガRS』は、9月25日12時より、「祝!クラウド・レルム編開幕!第4弾」を開催しており、その中で「祝!クラウド・レルム編開幕!Romancing祭 ジニー編」と「祝!クラウド・レルム編開幕!Romancing祭 バートランド編」を実施していることなどが売上を押し上げているもようで、ここからさらに上位をうかがう展開が予想される。

出所：Sensor Tower

また、有料ランキングに目を移してみると、カイロソフトの新作『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』が首位に立った。本作は、ドラえもんなど藤子・F・不二雄先生のキャラクターが登場する、どら焼き屋さん経営シミュレーションゲーム。カイロソフトのドット絵経営ゲーム×人気IPキャラという組み合わせがコンシューマゲームでも注目を集めたタイトルであり、スマホ版も順調な売上推移となっているようだ。

■2024年9月27日(金)

9月27日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の25位から12位に上昇したHoYoverseの『ゼンレスゾーンゼロ』だ。『ゼンゼロ』は、9月25日にVer.1.2「ツール・ド・インフェルノ」をリリースしており、新たなプレイアブルキャラクターとなるS級エージェント「シーザー」が同日より変調（ガチャ）に登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントがスマートフォン版の配信を9月24日から開始した『NARUTO－ナルト－ ナルティメットストーム』が有料ランキングの3位にランクインしている。本作は、「NARUTO－ナルト－」の忍道対戦アクションゲーム『ナルティメットストーム』シリーズの第1作目で、スマートフォン版としての機能追加や改良も行われているタイトルとなる。