バンナムHDのデジタル事業、9月中間決算はセグメント利益188%増の447億円 『エルデンリング』『学マス』『ガンブレ4』貢献 『ドラゴンボール』新作「絶好調」
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月6日)、9月中間決算でデジタル事業の売上高が前年同期比31.1%増の2285億5000万円、セグメント利益が同188.1%増の447億0300万円と大幅増益になったことを明らかにした。
ネットワークコンテンツでは「DRAGON BALL」や「ONE PIECE」などの主力アプリがユーザーに向けた継続的な施策により国内外で安定的に推移したほか、新作『学園アイドルマスター』が好調なスタートを切った、としている。ネットワークコンテンツの売上高は、同6.6%増の1108億円だった。
家庭用ゲームでは、『ELDEN RING』の大型ダウンロードコンテンツ『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』がワールドワイドでヒットし、ゲーム本編も売上を伸ばした。『ガンダムブレイカー4』も好調なスタートを見せたという。
家庭用ゲームの販売本数は1817万本だったが、そのうち1507万本がリピートタイトルによるものだったという。またフルパッケージに占めるダウンロード比率も61%だった。
家庭用ゲームの売上高は、前年同期比68.7%増の1105億円だった。
なお、下期においては、一部海外開発のタイトルが厳しい出足だったものの、『ドラゴンボール Sparking! ZERO』が10月15日の発売からわずか24時間で300万本の販売を達成するなど「絶好調」なスタートだったとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832