【今日は何の日?】カバー、「二次創作ゲームに関するガイドライン」発表…ゲームブランド「holo Indie」立ち上げ、第1弾「ホロパレード」リリース(2023年11月15日)

過去に掲載された記事を元に、その日ゲーム業界ではどのような出来事があったのか振り返る「今日は何の日?」のコーナー。 

1年前の2023年11月15日は、カバー<5253>が、同社が制定する「二次創作ガイドライン」の改訂を行い、新たに「二次創作ゲームに関するガイドライン」を追加したことを発表した。これに伴い、二次創作ゲーム向けのゲームブランド「holo Indie」を立ち上げ、第1弾タイトルとして「ホロパレード」をリリースした。

「二次創作ゲームに関するガイドライン」は、世界中のファンやクリエイターと共創するべく、二次創作ゲームクリエイターに継続的な活動をサポートするための還元エコシステムの提供と、より多くのファンに多種多様な二次創作ゲームを届ける機会の創出を目指している。

また、ゲームクリエイター・サポートプログラム※1として、「二次創作ゲーム向けのSteamアカウントにおける掲載」を提供することを定め、新たに二次創作ゲーム向けのゲームブランド「holo Indie」を立ち上げることとしたという。

<以下、当時の記事より>

今回の取り組みにより、保有IPを利用した二次創作ゲームの有償配布も可能となり、二次創作ゲームクリエイターによる継続的活動のサポートを実現する。詳細は、同社が運営するホロライブプロダクション公式サイト内の「二次創作ガイドライン」と「二次創作ゲームに関するガイドライン」を確認してほしい。

※1. ゲームクリエイター・サポートプログラムの提供にあたっては、同社の子会社であるCCMCを設立し、Steamアカウント上をはじめとしたウェブサイト等への掲載・審査・管理その他必要な管理業務について、同社に委託する。

 

■「holo Indie」について

世界中のホロライブプロダクションのファンやクリエイターと共創することを目的に、ゲームクリエイター・サポートプログラムを利用して制作した二次創作ゲーム向けのゲームブランドの総称。「holo Indie」を介して、二次創作ゲームクリエイターに継続的な活動をサポートするための還元エコシステムの提供と、より多くのファンに多種多様な二次創作ゲームを届ける機会の創出を目指している。

 

■「holo Indie」の第一弾タイトル「ホロパレード」について 

「holo Indie」のテストケースとして、個人ゲームデベロッパーの「ろぼくろ」氏が制作した「ホロパレード」をリリースする。「ホロパレード」は、ホロライブプロダクション所属のVTuberやマスコットキャラクター総勢65体以上を、集め / 育て / 眺めて楽しい、シングルプレイ専用の2Dタワーディフェンスゲーム。リリースは2023年12月1日を予定している。

 

 

■制作者「ろぼくろ」氏からのコメント

ホロライブのファンであり、クリエイターとしてゲーム開発 / イラスト制作などを行っている『ろぼくろ』と申します。ホロパレードは企画からグラフィック作成、プログラミング含め基本的に一人でコツコツ制作しました。ファンとして、クリエイターとして、愛情を込めて全力で制作しましたので是非楽しんで頂ければと思います。

 

■二次創作ガイドラインについて

当社はこれまで、当社の提供するコンテンツを、より多くのファンの皆様が、より多様な形で、安心して楽しんでいだくことを目的として、「二次創作ガイドライン」を制定し、当社が保有するIPの二次利用に関して、このガイドラインを遵守しているものであれば、当社より権利行使をしないことを定め、ファンの皆様の創作活動の促進およびサポートを実施してまいりました。

二次創作ガイドラインには、全体の方針について示す「二次創作全般ガイドライン」のほかに、切り抜き動画による二次創作についてまとめた「切り抜き動画に関するガイドライン」、ファンの皆様による当社タレントに関する広告掲出についてまとめた「応援広告に関するガイドライン」、当社楽曲の利用についてまとめた「音楽利用に関するガイドライン」等を制定しております。

特に、「切り抜き動画に関するガイドライン」については、当社タレントや当社コンテンツが、より多様な形で広がることを期待し、広告収益を含む収益化機能※2も利用可能としており、動画クリエイターの活動を支援する活動を実施しております。

・二次創作ガイドライン
https://hololivepro.com/terms/

※2. 投稿プラットフォームの利用規約、元動画に含まれる第三者コンテンツ権利者の利用規約等その他関係する規約に抵触しないことを前提に、YouTube、ニコニコ動画その他の動画共有サイトが提供するパートナープログラムやクリエイタープログラム等の活用を想定している。