キャスタル、人体骨格推定AIを応用した次世代ゲーム『Pose Navigator』をAndroidとWindows PC向けにリリース

キャスタルは、11月25日、姿勢推定AIを応用した次世代ゲーム『Pose Navigator』をAndroidとWindows PC向けにリリースしたと発表した。

本作は、プレイヤーがカメラの前で実際に動くことで、ゲーム内のオブジェクトを操作できる、人体骨格推定AIを応用した次世代ゲーム。プレイヤーがカメラの前で手を上下に動かすことで、2つの床を操作することができ、モンスターの見た目と同じ色のゲートに導くことで入手できるポイントを競う。

▼プレイヤー表示モード
利用シーンによってプレイヤーの見た目を選択できる次の3つの表示モードが用意されている。

・アバターモード
プレイヤーの動きに連動して、ゲーム内のアバターがリアルタイムで動作する。

 

・カメラモード
カメラの映像をそのまま投影し、プレイヤーが映像内で直接操作するような体験ができる。

 

・プライバシーモード
AIが顔を認識し、カメラ映像内に写っている顔を自動的に隠すことでプライバシーを保護しながらゲームを楽しむことができる。

 

▼対応機種
・Windows
内蔵カメラや外付けカメラを接続するだけで簡単にプレイできる。さらに、モニターやプロジェクターを使えば大画面で楽しむこともできる。

・スマートフォン (現時点ではAndroid端末のみ対応)
Android端末では、端末に内蔵されているカメラを使用し、前面カメラと背面カメラのどちらでもプレイできる。外付けカメラは不要。
DP-Altモード対応のUSB規格を持つAndroidスマートフォンを利用することで、USBケーブル(必要に応じてHDMIケーブルと変換コネクタ)を通じて外部モニターに接続することで大画面で体験できる。

▼低コストでの導入が可能
従来は姿勢情報を利用するコンテンツ制作には専用のセンサーが必要だったが、本システムでは姿勢推定AIを活用することで、低コストかつ省スペースでの導入を実現している。これにより、幅広いユーザーが手軽にこの技術を体験できるようになっている。

▼様々な分野へのカスタマイズに対応
「Pose Navigator」の基礎技術である姿勢推定AIは、ゲーム利用にとどまらず、カスタマイズ販売にも対応し、幅広い業務システムへの導入を実現する。ゲーミフィケーション要素を省いた業務用仕様への変更もできる。

「Pose Navigator」は、イベント展示、博物館、フィットネス施設、人流解析システムなど、さまざまな業務環境での活用が想定されており、姿勢推定AI技術により、リアルタイムの動作追跡やインタラクティブな操作を可能にする。これにより、イベント会場や展示場で新感覚の体験を提供することができる。