DeNA、グループで提供するサービスで横断的に利用できるアカウントサービス「DeNAアカウント」を運用開始　本日より「BAYSTARS ID」が移行

ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>は、本日（12月11日）より、DeNAグループで提供するサービスで横断的に利用できるアカウントサービス「DeNAアカウント」の運用を開始することを発表した。

これまでDeNAは、インターネットサービスを中心に事業展開をしてきたが、近年ではスポーツ・スマートシティといったリアルなユーザーとの接点を持つ事業も展開している。そこで、DeNAグループが提供する複数の事業において、アカウントを共通して利用できるアカウントサービス「DeNAアカウント」の運用を開始することで、ユーザーの利便性の向上を図るとともに、事業間のシナジーを発揮し、DeNAグループの持続的な成長に向けた構造的強みの実現を目指していきたいと考えているという。

■「BAYSTARS ID」を「DeNAアカウント」に移行
「DeNAアカウント」の導入第一弾として、2024年12月11日から横浜DeNAベイスターズが提供するサービスにおいて利用されている「BAYSTARS ID」を「DeNAアカウント」に移行する。これまで「BAYSTARS ID」は固有のIDとパスワードを入力してログインする必要があったが、「DeNAアカウント」では、セキュリティの強化と利便性向上のため、パスワードレスでの認証方式を採用した。そのため、SMSまたはメールアドレスでの認証コードによるログインか、生体認証等によるパスキーでのログインにすることで、アカウントシステムが抱えるセキュリティリスクを低減している。

既に「BAYSTARS ID」を所有している方は「BAYSTARS ID」の情報を利用することで、アカウント登録のフローが簡素化される。