アピリッツ<4174>は、この日(12月13日)、第3四半期(24年8~10月)決算で、オンラインゲーム事業のセグメント利益が前年同期比223.1%増の1億2400万円と上場以来の最高益だったことを明らかにした。売上高については同7.9%増の8億4000万円だった。
同社では、5周年を迎えた『けものフレンズ3』と『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』の周年イベントが好調だったことに加え、運営移管後に運営体制の効率化や外注の内製化を継続して行うなどコスト削減が寄与した、としている。
続く第4四半期には、大型タイトル『乃木坂的フラクタル』の共同運営を開始した。社内最大規模の案件で、2024年12月から収益に貢献してくる見通し。これまでの自社ゲームタイトルや運営移管タイトルの開発で獲得したノウハウを活かす。
また、「式姫Project」の新作ゲームタイトルについては、7月にリリース時期の延期を決定したが、ゲーム体験及び品質のさらなる向上を目指し、鋭意開発を進めているとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174