JR東日本スタートアップとJR東日本スポーツ、ePARAは、エキナカeスポーツ施設「Cafe&Bar RAGE ST」において、個性にあふれた障害当事者が講師を務める近未来型のSDGs研修「バリアフリーeスポーツスクール」を本格始動する。過去3回にわたって実施し、参加者から好評だったことから事業化することに決定したという。
「本気で遊べば、明日は変わる。」をステートメントに掲げ、eスポーツを通じた誰もが輝ける社会づくりを目指す。障害×ゲームの文化祭「ePARA CARNIVAL 2022 SPRING」の開催、全盲の選手による格闘ゲームイベント「心眼CUP」の開催、バリアフリープロジェクトチーム「Fortia」支援など、障害当事者との共創を積極的に行っている。
※1 バリアフリーeスポーツとは、「年齢・性別・時間・場所・障害の有無を問わず参加できる環境の下行われるeスポーツ」を意味するePARA発の造語。
■スクール概要
【開始時期】
2024年12月17日~ 随時受付
【研修会場】
Cafe&Bar RAGE ST2階(JR池袋駅東口)
【使用タイトル】
格闘ゲーム、サッカーゲーム、麻雀ゲーム など
【活用事例】
・障害者理解の研修
・障害当事者との実践的な交流機会
・新入社員研修(ダイバーシティ理解、コミュニケーション促進)
・eスポーツを活用した部活動支援 など
【受講対象者】
・企業の障害者雇用を推進する担当者
・企業のダイバーシティ推進担当者
・企業の人財育成研修担当者
・特別支援学校の教師・生徒
・就労支援施設の利用者・スタッフ など
【講師】
ePARA所属のバリアフリーeスポーツ選手
【プログラム】
3時間程度で以下のプログラムを行う
・Chapter1(研修受講)
・Chapter2(ゲーム交流)
・Chapter3(意見交換・ディスカッション)
▼ダイジェスト動画
これまでに行ったバリアフリーeスポーツスクールの様子や参加者の声をまとめ、日本ソーシャル・イノベーション学会年次大会で発表を行い、論文賞を受賞した。こちらは実際にバリアフリーeスポーツスクールの講師を行った障害当事者1名と、ソーシャルイノベーションや統計解析を行う研究者が共同で取り組んだものだ。今後も、学会発表や論文誌への投稿を通じて定性的・定量的視点から本取り組みを発信していく。