5次元は、『Wizlite: Everybody Loved RPGs』(Wizlite)の"早期アクセス"版を、本日12月19日、Steamで公開した。コンピュータRPGの始祖のひとつで、国産RPGにも多大な影響を与えた伝説のRPG「Wizardry」を参考にしつつも、現代風のローグライトに仕上げたゲーム。日本語と英語に対応し、現在187の国と地域で配信中。
また早期アクセス版の公開が2週間延期となったことを受けて、製品版に向けて主にどういうアップデートを予定しているか簡単に紹介する。さらについでに(!?)、本日から2週間限定で、10%割引となる17.99米ドル(基本価格:購入地域ごとに差がある)、日本円では2682円(税込)で購入できるセールを実施する。
■Wizliteとは:1周15分で遊べるダンジョンRPG
本作は、日本でもおなじみのコマンドバトルと、今人気のローグライトを組み合わせた、懐かしくも新しいダンジョン探索RPG。プレイヤーは複数人の「冒険者」でパーティ(グループ)を組み、お宝を求めて何層にもわたる奥深いダンジョンに潜っていく。
見た目はカジュアルだが、難度はかなり高めに設定されているそうだ。「1周15分で遊べる」のは、特に序盤は平均15分もあれば全滅するという意味だという。全滅すると、すべてのアイテムやゴールドを失い、キャラクター達もレベル1に戻ってしまう。
しかしローグ"ライト"から、お助け要素もある。たとえば全滅時にたまる「SP」を使って、永続的なパワーアップができる。パーティ人数を増やしたり(最初は2人)、キャラメイクで選べる種族を増やしたり、探索中に休むときの"寝床"を改善したりと、さまざまなパワーアップを用意しているという。
■今後のアップデート内容(予定)
現時点でWizliteは「早期アクセス版」として公開しており、来年以降を予定している製品版のリリースに向けて、プレイヤーのの意見を取り入れながら完成度を高めていく予定。もちろん新しい要素、システムもいくつか実装予定。ここでは主なものをチラ見せする。
・支給品システム
探索で良い結果を残すほど、次の探索が有利になる……というシステム。
・「パワーアップ」の改修
実は現時点では、製品版で予定している項目のうちの半分も入っていない。今後追加していくのはもちろんとして、「振り直し」等、機能自体の改善も予定している。
・地形カード「落石で閉ざされた道」の実装
フロア4以降で出現予定の、地形カード。文字どおり、通れないようだが……。
・UI・メニュー構成の大幅改修
現在のバージョンには、操作性の面で数多くの問題があると認識している。ストレスなく遊べるよう、順次改善予定。
その他、さまざまな要素を準備・検討中。下記はその一例となる。
・パーティ入替機能
・「呪いを解く」等の特殊技能の追加
・探索の記録機能の追加
・キーボード・ゲームパッド、Steam Deck等の正式対応
・探索可能フロア、モンスター、特殊イベント、呪文、アイテム等の追加
■早期アクセスでの制限について
早期アクセスとは、製品版の正式リリースに向けて開発段階から広く公開し、ユーザーの声を調整に役立てるという開発モデル。開発作業と並行してプレイヤーと交流し、直接フィードバックをすることで、生の声を踏まえたアップデートや調整を行える。
なお、早期アクセス版を購入した人は、いずれ公開する製品版もプレイできる。ただしゲーム内データが引き継げない可能性もある点はあらかじめ注意してほしい、としている。
■Wizlite: Everybody loved RPGs
▼Steam
https://store.steampowered.com/app/2866960/Wizlite_Everybody_loved_RPGs/
▼公式X
https://twitter.com/Wizlite_RPG
▼公式Reddit
https://www.reddit.com/r/Wizlite
▼公式Imgur
https://imgur.com/user/Wizlite
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「Wizardry」は ドリコムの登録商標
会社情報
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- 5次元